
japan as only one〜地域のために私たちができること〜
こんにちは!『大木ひかる』です😊
私が所属している青年会議所の全国大会が福岡であり参加してきました🙌経済フォーラムとして、星野リゾート代表、星野佳路さまのご講演がありました!
備忘録としてnoteに残しておきます🙏
【経済フォーラム】
japan as only one〜地域のために私たちができること〜
星野リゾート 代表 星野佳路さま
供給過剰な中で、所有と運営を分けたことでブルーオーシャンへと入っていった
資産を所有している人の方が儲かる。しかしアセットが伴う。=動きが鈍くなる。
運営に特化することは、身軽になる=成長が速い。成長が早くなることを選んだ。
コロナ禍はマイクロツーリズムで乗り越えた。
日本の観光業は28兆円。業界的に5番目に大きい。
インバウンド5.3兆円。インバウンドは伸びていくが、国内需要をいかに維持していくか。
埋蔵内需。GWなどは多いが、平日や閑散期はそうでもない。休みの分散をいかにするか?
シニア割引は多いがら若者割引は少ない。若い人たちは今後長くお客さんになる可能性がある。若い人たちは旅行しなくなってきている。新幹線網が整ってきた影響。新幹線はビジネスマンにとってはいいが、可処分所得が少ない若者にフィットしない。
インバウンドの75%は、東京、大阪、京都、北海道、福岡に集中している。他都市では経済効果がまだ少ない。オーバーツーリズムは起きていない。オーバーコンセントレイションが起きている。
日本は文化観光は得意だが、自然観光はまだ苦手。素材はあるけど活かせていない。
35の国立自然公園がある。
苔コンテンツ。800m歩くのに2時間かかる。
ルーペを使って観察しながら散策する。
青森県おゆら?9〜11月はもともと紅葉が有名。それ以外の時期をどうやって人を集めるか。
もともとある魅力を掘り起こした。
ケンブランチャード理論。
偉い人信号。をいかに排除できるかが、縦割りをやめる秘訣。
フラットなのは情報。会社での情報量をフラットにするのがケンブランチャード理論のひとつ。
正しい議論をしたい。正しい議論をするためには情報量をフラットにする必要がある。
ステークホルダーツーリズム
長門湯本温泉マスタープラン
団体旅行⇨個人旅行⇨女性旅行
時代に合っていない大きな箱のホテル再生事業から始まった。
それなりにやれてるところは合意形成が難しいが、みんながどん底になっている地域は地域の方々の合意形成がやりやすい。
上手くいった要因に人財がいた。プランだけしっかりしてても上手くいかない。
人気の温泉地ランキングトップ10を目指している。そのためには何をやらなければならないか?を考え、実行。
アフターコロナツーリズム
ベニス、ハワイなど、コロナで観光地から人がいなくなった。地元の人たちは住みやすくなり、自分のまちをいい街じゃん!と感じた。
地元の人間にプラスにならない、観光客を受け入れるのはやめようという考えが浸透してきている。日本はそういう概念が遅れている。
写真を撮ってよかったね。で終わりではいけない。地域にお金を落としてもらう。新しいレベルの観光に進化していかなくてはいけない。
人数だけ追いかけていくのはこれからの観光にあわない。
6つのKPI
1.温泉地ランキング
2.RevPAR
3.投資の創出内容
4.生活者の関与度
5.従業員満足度
6.メディア露出換算額
世界では民泊、ライドシェアが伸びているのに、日本ではそうなっていない。規制が既得権益を守ることに繋がっている。観光の競争力を落としている原因。ちゃんとした競争原理を促さなくてはいけない。世界に取り残されてしまう。
繁閑の差を埋めていくには全世界ターゲットにする。国によって連休のタイミングが違う。
個人旅行の人はスマホで予約をする。
観光DXに投資できない地域はどんどん置いていかれる。
卒業生へのメッセージ
JCやってるときはいいけど、卒業後、地方議員になって、議長になって、市長になる人がいるが、急に保守的になっちゃう。変わらないで欲しい。競争の中に身を置いて戦っていく事が大切。卒業したら注意!変わらないように!
観光をブームにしないためには、今後、観光がうまくいく地域と、いかない地域の格差が出てくる。正しい戦略のうえで、競争原理を働かせて、規制緩和ができるか?ドラマティックな変化を。世界標準のサービスを作れたら結果勝てる。