DATASaberの挑戦を進める中で感動した話
個人的に、
DATASaberの挑戦を進める中で見たKTさんの動画で(今のところ)一番心に刺さった、私の考えに影響を与えた話を書き留めておこうと思います。
それはTableauライセンスのお話です。
私は以前Tableauライセンスについて以下のような考えを持っていました。
Tableau Creator = DesktopとPrep
Tableau Explorer = Web編集ができる
Tableau Viewer = 見るだけ
何が使えるか/できるか、という視点でしか見ることができていなかったのですが、動画を通して「こんな考え方があるんだ」というの初めて知り感動しました!
旧ライセンス→新ライセンスへ
新しいライセンスになる前は以下のようなものだったそうです。
Tableau Desktop Personal
Tableau Desktop Professional
Tableau Server/Online Interactor
Tableau Server Core
名前からわかるように、製品ごとにライセンスがある、製品を中心に考えられたものでした。
ところが、このかたちですと、
Tableau Desktopしか触れない人、Tableau Serverしか触れない人、という状況が生まれる可能性があります。
そこには以下のようなデメリットが発生します。
ダッシュボードを作る人とアップロードする人が異なり誰がいつどう作ったのかを管理できない
データの準備→可視化→分析など、ビジュアルアナリティクスのサイクルが途切れてしまいスピード感、新鮮さが失われる
etc.
このように効率が悪くてはデータの利活用は進みません、、、
これらのデメリットを解決するために、
人々の役割ごとにライセンスを構成し一連のビジュアルアナリティクスのサイクルを効率的に回せるように現在の状態になったそうです!
(同時に、Tableau製品を組み合わせて使うことで生まれる良さを最大限引き出している)
では、新しいライセンスの役割はどうなっているのかというと、、、
Tableau Creator
Creatorという名前からも連想されるように、データを準備、可視化、分析といった一連のことを創造できるオールマイティな人です。
Tableau Explorer
Explorerは土台となるデータを試行錯誤しながら可視化し、あらゆるインサイトを発掘、解決に導きます。
Tableau Viewer
こちらは「見る専」と誤解されやすいですが(私は誤解してました…)、
ダッシュボードなどの結果からインサイトを得てそれを基に進んでアクションを起こしていくというとても重要な役割です。
これらの考えを聞いたとき、RPGゲームの世界に迷い込んだように感じ
とてもわくわくしたのを覚えています!
まとめ
製品中心から人中心のライセンスになった
それぞれとても重要な役割や任務を持っている
製品はあくまでも目的を達成するための手段であり、それぞれの役割やミッション、得意分野に応じてそれらを使いこなす、という当たり前のことですが忘れがちなことをライセンスから改めて考えさせられました。そしてなにより見方が変わりました。
めちゃくちゃ考えられたライセンス体系であり、
自分もとても重要な役割を持っているということに感動と興奮を覚えたと同時に、
しっかりとその任務を果たしていくために日々勉強せねば、と刺激を受けた回でした!
参考
・KT DATA Saber Boot Camp Week3 "Platform 102: Data Platform - Future~すべての人が安心して生きられる大地を目指して" https://youtu.be/S-Titt1xLGw