Fascia(筋膜)の解剖・生理学 〜なぜfasciaを学ぶのか〜🚄
私は、クライアントに対して
徒手療法・運動療法・日常生活を快適に、スポーツパフォーマンスを高めるために、動きや生活習慣の指導を行っています!
もちろん
理学療法士 physical therapist🏥
として働いているので🏃♂️
お医者さん Dr.👨⚕️👩⚕️の指示のもと
治療・運動を提供しております!
診断 画像所見 既往 現病歴 主訴
姿勢 筋肉量 動作パターン
柔軟性 関節運動 神経
軟部組織の状態(筋肉や皮膚など)
チェックするポイントは
臨機応変に対応 模索してますが
徒手療法や運動療法を実施して行く際に
私が特に意識していることは
Fascia(筋膜)の状態です🍖
※正式には筋膜を含んだ膜組織ですが、このシリーズでは筋膜に着目してお話します!
なぜ、Fasciaを重要視しているのか
①それは重要な機能があり、全身に影響する構造を持っていること👍
②機能しない状態では、そもそもいい動き(関節も筋力も)ができないこと
③FasciaをActivate(活性化)させることで、より効率的なfanctionalな動作が可能になるから
です😤
まず、筋膜といえば…
全身タイツのイメージだと思います。
もともと一つの受精卵から細胞分裂を繰り返し、できた身体です。まだまだ、研究段階ですがタイツというイメージは正しいでしょう👍
ただ、一概にタイツといっても膜組織にも種類や密接になる事で重要な役割を果たすことがあります⭕️
浅筋膜と深筋膜
に分けて設定していきます
まずは、、、
浅筋膜
皮下脂肪を表層と深層にわける線維層
膠原線維(構造を保つ)+弾性線維(伸びる)によって
できる 線維性弾性組織構造
まとめると、形状記憶機能がある
正しく全身タイツです🏃♂️
浅筋膜の中には
①血管 ②リンパ管 ③神経
が貫通しているため
浅筋膜のトラブルは栄養・代謝や循環、神経伝達に問題が生じます
更にこの組織は、自律神経系や内臓器とも関連があるため、自覚症状が出ていなくても、過去の既往でも
今後、問題となる状態が潜んでいるかもしれません。
浅筋膜の役割
1.深部の層に対する皮膚の可動性
2.表在血管と神経の保護
3.外受容器(皮膚)と固有受容器(深筋膜)との分離
4.リンパドレナージュ
まとめ
▷浅筋膜の症状は、リンパ系の機能障害、表在静脈、体温調節に関連する。
▷効果的な治療は軽摩法によるマッサージやストレッチなどの適度な刺激
です。 ここはまだ、勉強中なため、今後アップデートできたらと思います!
今後は治療や運動で意識してアプローチしている
✨深筋膜✨
について、機能や介入法を紹介できたらと思います!
※筋膜に刺激をして変化を起こすのではなく、
周囲の組織を整えることで、筋膜の正常な機能を取り戻すというアプローチとなります
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