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飛行機の見分け方(B787の簡単編)

皆さん、こんばんは(゚゚)(。。)ペコッ

 私の名前のDreamliner(ドリームライナー)はボーイング787(B787)に付いている名前なんです✈

小さくDreamlinerと入っているんです

■まずは!

 今回は私の名前の由来でもあるB787の特徴を簡単に説明しますね。

 もっと詳しく知りたい時はnote内を検索するとヒットすると思いますのでそちらを見て下さいね(._.)オジギ

1.外観の違い

1-1.エンジン

 まずB787はエンジンが左右合わせて二基付いています。

左右合わせて二基のエンジン

 今は少ないですが、左右合わせて四基のエンジンの飛行機もあるんです。
世界最大のA380やA340やジャンボジェットと言われたB747がそうなんです。

タイ国際航空のA380
ドイツルフトハンザ航空のB747

 B787の最大の特徴は左右の翼についているエンジンの排気口がギザギザ(かっこ良く言うなら”シェブロンノズル”)の形ですね。

 写真の様にエンジンの排気口がギザギザになっているんですね。これの一番の効果は騒音削減(大体10%近く静かになるんです<=発表している論文によって微妙に数字が違うんですよね)でも推力(機体を押す力)が5%弱小さくなるんですよ。
 但し、B787だけじゃなくてB747の一部の機体とエンブラエルのE-Jetシリーズにも採用されています。

1-2.コックピットの窓

 B787のコックピットの前の窓(かっこ良く言うなら”フライトデッキ・ウインドウ”コックピット・ウインドウ)は4枚で従来機より少し大きくなり、そして曲面ガラスなんです。他の機首は6枚が多いんですが、B787は4枚で曲面ガラスを使ってピラー(窓の区切りの柱)の数を減らして死角を減らしたんです。

JALのミッキージェットのB767の窓は6枚
ANAのB777の窓も6枚
コックピットの窓が1枚に見えますが実は6枚のマレーシア航空のA350
(通称 たぬき顔)

1-3.機体後部

 水平尾翼と垂直尾翼のある機体後部にも特徴があります。

エールフランス航空のB787
ANAのSTAR WARS R2-D2仕様のB787

  機体後部の先端部は機体色とは違い銀色の部分があるのも特徴です(写真を見てね)
 この部分にはエンジンが始動するまでの間、機体内に電力や圧縮空気、油圧を送る為のエンジン(補助動力装置)(これもかっこ良く言うと APU Auxiliary Power Unit)が入っています。

ANAのSTAR WARS BB-8仕様のB777

 B777の機体後部は円錐形ではなくストローを左右からかみ潰したような形をしています。上の写真(左側)ではV字で切り込んで見えますが、下側の写真(右側)ではV字の切り込みは無いんですね。これB777の特徴でもあります。

アメリカン航空のB777

 エンジンの数とエンジンの排気口のギザギザとコックピットの窓4枚、機体後部の形状と銀色部分が分かればB787は見分けられるかなと思います。
 機体後部の特徴が見える場所は限定されるかも知れないですね。

2.機内での見分け方

2-1.窓

 窓の日除けが電子シェードになってます。写真の調光ボタンで調整できますね。そして従来機よりも30%も大きくなっています。
大きくなったのは写真を撮る私にはめちゃくちゃ嬉しい事です。

ANAのサイトから引用
調光を調整して写真を撮るとこんな感じになります。

 目には見えないですが、B787の機内は従来機よりも20%低い機内の気圧(約1800m程度)を下げて、機内湿度も20%程度に保たれていて湿度も従来よりもあるので、CAさんはメイクの持ちが良いと言われています。湿度もあると長距離を乗るとノドの乾きも多少楽かなと思っています(USとEUのフライトに乗った時の感想です)

 機内でノドの乾きを感じたら早めに水分補給してくださいね。ウイルスや細菌に感染しやすくなり、最悪は血液がドロドロになってエコノミー症候群になる可能性もあるので出来るだけ早めに。後メイクをしていると肌が乾燥するので私はシートベルトサインが消えたらメイクを落として、後少しで着陸とアナウンスされたら再度メイクするか降機して到着ロビーを出てから家や大学院に帰るまでの間で恥ずかしくないメイクをしています😅
(機内持ち込みできる液体の制限があるので注意が必要ですが)

 CAさんが座っているジャンプシートの上などにあるエアコンや照明等の色んな操作をするパネルが全てタッチパネルになっているんです。機内探検をした時に写真を撮ったつもりだったのですが見つからなかったです。

3.その他

 他には飛ぶと主翼が緩くカーブを描く構造になっているスムーズ・ウイング・テクノロジーや主翼の先端に向かってカーブしているレイクドウィングチップ等もあります。
 スムーズ・ウイング・テクノロジーは主翼の部品を従来の金属からかなりの割合をCFRPに変更した事と3次元的に変形できるような構造にした事で実現しています。

JALのB787
ブリティッシュ・エアウェイズのB777

 写真では分かり難いですが、JALのB787の主翼は上に緩くカーブしていて、ブリティッシュ・エアウェイズのB777は直線になっているんです。右の主翼に注目すると分かり易いかも。

4.最後に!

 簡単ですが、B787ドリームライナーの特徴を書いてみました。空港などでお時間があれば展望台から滑走路や搭乗待ちの際に窓の外を眺めて見てみてくださいね。

PS.簡単ですが珍しく飛行機話題を書いてみました、もし”ここ間違えているよ!”等あれば指摘してくださいね。出来るだけ難しい言葉は避けたつもりですが、名称だけはどうしようもなかったのでそのまま書きました(m_m)

(Hikaru)

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