「世界のオザワ」
ブエナビスタ
小澤征爾さんがサイトウ・キネン・オーケストラで指揮する際によく利用したホテルだそう
小澤征爾さんは満州生まれで、父が満州国協和会の創設者の1人ということもあり、板垣「征」四郎と石原莞「爾」で征爾になった
『ボクの音楽武者修行』は中学生の自分に衝撃的な本で、敗戦後の日本でも小澤さんのように音楽で武者修行できる人間がいたこと、カラヤンやバーンスタインといった指揮者に師事したこと、N響でのボイコット事件、ボストン交響楽団の常任指揮者就任、色々あれど常に音楽に向き合い「世界のオザワ」として名を馳せたその姿がかっこいいと思った、個人的には本当にカラヤンに教わったの?なんて思うくらい、表情豊かで丁寧で感情的な指揮をする(ドヴォルザーク交響曲第九番「新世界より」、第四楽章やブラームス交響曲第一番第四楽章が顕著)
とても素敵な方で、僕が好きな指揮者のうちの一人ではあるが、今年2月6日にお亡くなりになられた
松本ではサイトウ・キネン・オーケストラによるSEIJI OZAWA MATSUMOTO FESTIVALが開かれている
ブラームスの交響曲第一番・第二番を聞きに行きたかったが、すっかり頭から抜け落ちていた