h(叡智)が教えてくれる優しい引き寄せの法則 #17 感謝の波動

質問者（Q）：
h達人、昨日の話で、内側で小さな変化が起きることが、大きな変化を引き寄せる土台になるというのがわかりました。でも、まだその小さな変化がどう大きな結果に繋がるのか、具体的なプロセスが少し曖昧です。もう少し詳しく教えてもらえますか？

h達人（H）：
素晴らしい質問ですね。小さな変化がどのように大きな結果に繋がるかというプロセスは、まるで小さな波が次第に大きな波を作り出すようなものです。あなたの内側で生まれる小さな感情や気づきが、日々の生活の中で少しずつ拡大し、次第にその影響力を強めていきます。たとえば、日常で感謝を感じる瞬間が増えると、その感謝の波動が周りの人や出来事に伝わり、あなたの周囲の環境が穏やかで調和のとれたものに変わり始めます。その過程で、偶然と思えるような出来事やチャンスが次々に引き寄せられてくるのです。

Q：
内側で感じる感謝や小さな変化が、周りの環境にも影響を与えるんですね。でも、どうやってその影響力が強まっていくのかがまだよくわかりません。感謝の気持ちを持つだけで、本当に大きな変化が起きるのでしょうか？

H：
とても良い疑問です。感謝の気持ちを持つことは、単に気持ちが良いだけではなく、エネルギー的にも大きな影響を持っています。感謝は非常に高い波動を持っていて、その波動があなたの周りの環境や出来事と共鳴し始めます。たとえば、感謝の気持ちを強く持つことで、あなたの波動が高まり、それに応じて同じ波動を持つ出来事や人が引き寄せられてきます。この共鳴のプロセスが、結果的に大きな変化を生み出すのです。感謝を感じることで、エネルギーの流れがスムーズになり、現実があなたの望む方向に動き始めます。

Q：
感謝の気持ちが高い波動を持っていて、それが現実を動かすんですね。でも、どうやってその感謝の気持ちを強く持ち続ければいいのでしょうか？忙しい日常の中で、つい感謝を忘れてしまうことも多いです。

H：
その感覚はとてもよくわかります。日常生活が忙しいと、つい感謝を忘れてしまうことがありますよね。感謝の気持ちを強く持ち続けるための簡単な方法として、「感謝のリスト」を作ることをお勧めします。毎晩寝る前に、その日に感謝できることを3つ書き出す習慣を持ってみてください。それは小さなことでも構いません。たとえば、美味しい食事を食べたこと、誰かに親切にされたこと、またはただ健康であることなど。これを続けることで、感謝の気持ちが日常に浸透し、自然とその波動を保つことができるようになります。

Q：
感謝のリストを作るのは、すぐにできそうです。それなら感謝の気持ちを保ちながら、毎日を過ごせそうです。でも、感謝を感じていても、なかなか現実が変わらないと感じることもあるかもしれません。そんなときはどうすればいいでしょうか？

H：
感謝を感じているのに現実がすぐに変わらないとき、それは「タイムラグ」があるということです。エネルギーが整っても、物質的な現実に反映されるまでには時間がかかることがあります。感謝の波動が環境や出来事に伝わり、それが形を取るまでの時間を焦らずに待つことが重要です。その間、感謝の気持ちを持ち続け、内側のエネルギーを整えながら、次第に小さな変化に気づいていくことが大切です。現実が変わり始めたとき、その変化は急速に拡大していきますので、タイムラグを楽しむつもりで進めてください。

Q：
タイムラグがあるということですね。それなら、もっと焦らずに待つことができそうです。でも、その待っている間に不安や焦りが出てくることもあります。どうやってその不安を乗り越えればいいでしょうか？

H：
不安や焦りが出てきたときは、それが「未来への不確実性」から生まれていることに気づいてください。その不安が生まれるのは、あなたが未来に目を向けすぎているからです。その瞬間こそ、「今この瞬間」に戻る練習をしてみましょう。深呼吸をして、今この瞬間に感謝できることに意識を向けることで、不安が和らぎます。また、「今、自分は成長している」という確信を持つことも、不安を乗り越えるために大切です。結果は必ずやってきますが、その過程を信じて進むことが、最終的に大きな変化を引き寄せるための鍵です。