h(叡智)が教えてくれる優しい引き寄せの法則 #14 自分に優しくすること

質問者（Q）：
h達人、少しずつ「今に戻る」ことができるようになってきましたし、自分に優しくしながら進めるようになってきた気がします。でも、時々どうしても自分に厳しくなってしまうことがあって、もっと頑張らなきゃと感じることがあります。自分に優しくするって、どうすればいいんでしょうか？

h達人（H）：
素晴らしい気づきですね。私たちは、どうしても自分に対して厳しくなりがちです。特に結果を求めるとき、「もっと頑張らなきゃ」と感じることが自然です。ただ、ここで大切なのは「自己評価の基準を外側の結果に結びつけないこと」です。自分に優しくするとは、結果や外側の評価に関係なく、自分を認めてあげることです。たとえば、「今、私はこの瞬間をしっかり生きている」「私は成長している」ということに気づいてあげる。それだけで、あなたは自分を優しく受け入れることができます。

Q：
外側の結果に関係なく、自分を認めるんですね。でも、どうしても「結果が出ない自分」に対して不満を感じてしまうことがあります。そんなときはどうすればいいんでしょうか？

H：
その感覚もとても自然です。結果が出ないときに不満を感じることは、成長したいという強い願いがある証拠でもあります。その不満を無理に消す必要はありませんが、その背後にある「結果に執着している自分」に気づくことが大切です。まず、「私は今、結果に執着しているんだな」と気づいてあげましょう。そして、その気づきを持ったまま、「結果ではなく、今この瞬間の自分自身を認める」ことに意識を向ける練習をしてみてください。成長は、目に見えない部分から始まりますので、外側の結果だけで自分を判断しないことが、自己優しさの鍵です。

Q：
結果に執着している自分に気づいて、今この瞬間の自分を認めるんですね。でも、それでもうまく自分を認められないときは、どうすればいいんでしょうか？

H：
自分を認めるのが難しいと感じるときは、まず小さなステップから始めてみてください。たとえば、今日一日を過ごせたこと、呼吸をしていること、何かに対して少しでも努力したことなど、どんなに小さなことでもかまいません。それらに対して「よくやった」と自分を褒めてあげる練習をしてみましょう。自己承認は、小さなことに感謝し、それを認めるところから始まります。そして、それを積み重ねていくことで、次第に自分を優しく受け入れられるようになります。

Q：
小さなことでも自分を褒めるんですね。それなら少しずつ、自分に優しくなれそうです。でも、自分を優しくすることが現実を引き寄せる力にどう繋がるのか、まだよくわかりません。

H：
とても良い質問です。自分に優しくすることが現実を引き寄せる力に繋がる理由は、あなたの波動が内側から整うからです。自己批判や自己否定をしていると、そのエネルギーが低くなり、外側の現実もそれに応じて停滞することがあります。一方で、自分を認めて優しく接することで、内側のエネルギーが高まり、穏やかでポジティブな波動を発するようになります。それが、外側の現実を引き寄せる強い力となるんです。自己慈愛は、内側を整えるための最も重要なステップなんです。

Q：
自分を優しくすることで波動が整うんですね。確かに、自己批判をしているときは重い気持ちになりますし、自分に優しくしたときは少し軽くなる感じがあります。それが現実を引き寄せるエネルギーに繋がるんですね。

H：
その通りです！自己慈愛は、あなたが自分の波動を高く保つための重要な要素です。内側のエネルギーが整い、波動が高まることで、自然とその波動に共鳴する現実が引き寄せられます。これは「引き寄せの法則」の本質でもあります。自己批判や自己否定をする代わりに、少しでも自分に優しくすることで、内側から波動を変えていく。その波動が現実に反映され、ポジティブな変化を引き寄せるんです。

Q：
少しずつ、自分に優しくすることが大事だというのがわかってきました。でも、現実がまだ変わらないと感じるときでも、自分に優しくし続けることが大切なんですね？

H：
その通りです。現実がまだ変わらないと感じるときこそ、内側を整え続けることが大切です。結果がすぐに現れない場合、それは外側の現実があなたの波動に共鳴する準備が進んでいる段階です。その間も、自分に優しくしながら、内側の平安と喜びを保つことが、最終的に大きな変化を引き寄せる力となります。自己慈愛を続けることで、あなたの内側の波動は安定し、それが外側に反映されるまでの時間が少しずつ短くなっていくでしょう。