VCR ARK終了 ありがとう、どいーら&ぱっさん
正直に言うと個人的にARKは好きではなかったんですが、見事に裏切ってくれました。リアリティーバラエティー企画として最高でした。
「VCR ARK」というイベントは、多くの配信者が参加した、恐竜サバイバルゲーム「ARK」のコラボ企画です。
このイベントでは、配信者たちが協力して、運営が毎日仕掛けてくるボス戦(通称:レイド)に挑戦しました。
Vaultroomの土井さん(どいーら)がストリーマーレイドの仕掛け人で、毎回売れそうで売れてないストリーマーにスポットライトを当てて売れっ子にしているんですが、今回のターゲットの一人がぱっさんこと宙星ぱるさんでした。
ぱっさんは美少女Vtuberなんですが、過去所属していた事務所が解散してしまって、現在は個人勢で配信していました。(その解散した事務所には今SF6で売れたぷるるさんもいたとのことです。)
個人勢で金無し、借金あり(ぱっさんXによると100万程度)、金ないのにUberする、給料はMARVELグッズに溶かす、コミュ障など割りと残念な感じの貧乏Vだったようです。そんな感じでお金が無いので、使ってるPCもRTX2070sという数年前のものだったので、画質を落とさないとゲームにならず、ガビガビの画面でARKをプレイしていました。
そんな感じだった所、土井さんがXで「PS2画質」とポストしたことで、有名ストリーマー界隈がざわつき、話題になって2~3千人の視聴者が押し寄せるようになりました。それまでは2桁の人数しかいなかったようで、一気に大繁盛になったようです。
ぶっちゃけストリーマーなんて、メーカーから超絶つよつよPCをもらって配信してるんでしょって思ってるんで、ある意味新鮮でした。カクカク感でみんな安心してるのをみて、誰しも一度は通る経験だから、そこが共感を呼ぶポイントだったんでしょうかね。
そして、土井さんから「すごい恐竜」をテイムしたら、最新PCを送ってあげるという賭けが提案されて、今回の企画が始まりました。
まずは数人でユニコーンをテイムしたのですが、恐竜ではないということで別の恐竜を捕まえることを検討。ユニコーンの名前はパソコーンに。終わるまでの相棒となっていました。
重いので毎日のレイドに参加できず、遠くからボスRAIDを望遠鏡で眺めているシーンには涙を禁じえませんでした。
パソコンのスペックが低いので、ぱっさんはファーム(木や石を砕いて材料を集めること)しか出来ず、需要が高い火薬作りをパソコーンと一緒に続けます。途中でストリーマーのありけんから効率の良い道具をもらったりして人情を感じるシーンも。
火薬を配る時にどいーらとの賭けの内容を伝えて、恐竜探しの仲間を探します。コミュ障のぱっさんが夢(とパソコン)を語って、協力者を探す所が見所です。
紆余曲折ありまして、最終的にゲーム内最強のカルカロをテイムすることに決めて、協力してくれるストリーマーを募った所、十数人が集まってくれたようです。(悪ノリで土井さんにPCを送らせたい勢もいたと思いますが。)
PS2画質で数時間かけて、カルカロのテイムが完了した配信はまごうことなき神回でした。付けた名前はREX-4090Tiという名前で草。
最終日、配信の最後で土井さんからPCもらえることになって、この物語はハッピーエンドで終わりました。
埋もれたらもったいないストリーマーをWin-Winでプロデュースしてくれるどいーらには感謝。
ストリーマーサーバーは段々参加者が固定されてきてマンネリ化してきているので、新しい視点で売れかけのストリーマーが参加していくのは楽しいですね。新しいストリーマーを発見する場で続いてほしいです。
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