サウナは好きだが「整う」という表現はマジでわからない

サウナが好きである。そこまで頻繁に通うほどではないが、週1ぐらいの頻度で近場のサウナに通っている。

サウナに行った話を友人にすると、「整った?」と聞かれる。


あの…整ったって…なんすか??


なんというかサウナに行くと整うものだみたいな風潮があるのはわかる。芸能人がサウナに行くと整った〜とよく言ってる。ドラマの「サ道」をみたら、毎回必ず「整った〜」ってやってた。でもさ…


A「整った?」

B「整ったよ〜良かった〜」

C「僕はダメでしたね〜もう少しで整えたんですけど…」


あの…こいつら何言ってんの??


サウナに行く理由なんて「めちゃめちゃ汗掻いた後の水風呂が気持ちいい」のと「外で全裸でボケ〜としてんの気持ちいい」でしかない。それだけ。

「整う」って何??意味がわからない。もはやサウナ行く人はとりあえず言っとけ感。

友達に整うって何?って聞いたら「喉がスースーする感覚」って言ってた。喉がスースーするって言え!

「脳内麻薬が出る感覚」みたいな表現もみたことがあるけど、人生で「あ!今脳内麻薬出た!」って思ったことある!!???ねぇよ!!

「整う」って表現。正直わかってる人いないと思ってるんすよね。なんというか、とりあえず言っとく雑な表現。体感が伴ってない。言ってる人それぞれが違う意味で使ってる。「エモい」とかと一緒。個人的には「寂しい」って表現も同じだと思ってる。あれは「暇」にエモさ乗せただけの言い換え。「暇」にエモさ乗せるって何??

いや、わかる。何かを流行らせる上で新語に乗せるみたいなのはマーケティングやってる時にちょっと勉強した。インスタは「エモい」に乗って流行った。わかる。

人はよくわからないものがあると知ってるぶりたいもんだ。覚えたての難しい言葉は僕も使いたくなる。だからよくわからない新語があると「わかってる感」を演出するために言いたくなっちゃう。わかる。

だからサウナのマーケティング戦略として必要に「整う」を使ってるのはわかる。でもさ、なんか、あの…具体的な意味のよくわからない言語使うの…気持ち悪くないっすか??

たまに喋りながら自分が何言ってるのかわからなくなる時ってあるけど、まさにあの感覚。聞いてると「絶対こいつ意味わからんで喋ってんな」って思っちゃう。

もしかしたらわかってる人もいるかもしれない。「寂しい」とかはわかってる人もいるのかもしれない。表現に確信を持ってるのかもしれない。エモいは無理。

でもすげー雑に聞こえちゃうんだよな。何か伝えたいならもうちょっと具体的な表現をしてほしい。誰か「整う」を正しく言語化できる人、いたら教えてください。

終わり。

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