お金を貸して欲しいと言れた話
去年の話です。
同じ派遣会社の友人から届くラインの内容が不穏になってきました。。
知り合ったのは10年以上前になりますが、コロナ渦の時に同じ派遣現場にいて、シフトを融通し合ったりと親しくなったのはこの数年でした。
その後、私は長期案件の現場で固定しましたが、彼女は短期の案件を転々としていました。
これまでも仕事を紹介したり、相談したりされたりの間柄だったのですが、ネガティブなメッセージが続き会話にならず、返信しない事が増えていきました。
そんな矢先にこれ…
同棲していた男性と一昨年に死別したという話は聞いていたのですが、既婚者と付き合っている話は聞いた事がなかった。
ちなみに彼女は50代です。
知り合った当時は既婚者だと思っていたのですが、若い頃に結婚し、籍を抜かないままでいたそう。
離婚したのも数年前とかて、それも結婚相手が生活保護申請をしていて、妻がいるなら受理できないからと役所の人を通し離婚手続きをしたと言っていました。
子供はいるけど、両親に育ててもらっている、そんな人でした。
こうやって書いてるとだらしない女性ですが、実際会って話すと物腰柔らかで、一緒にいて不快な人ではないのです。
むしろ、庇護欲をかき立てられるタイプ?
そんな彼女だから、30〜40代は知り合った男性の家に転がり込めて生活できていたのかもしれません。
ただ50代になると女性としての需要がなくなり誰からも相手にしてもらえなくなる。
そうなれば一人で生活するしかない。
でもこれまでまともに働いたことがないから、ちょっとしたきっかけですぐ仕事を辞める。
メッセージの取り消しも1件分のメッセージとして通知されるので、朝起きると通知30件とかになっていて怖かった。
私は2月から任意整理を始めていて、お金を貸したくても貸せない状態。
最初は頑張ってとアドバイスしていたのですが、要求されるばかりで話が通じなくなってくる。
上手いな、と思うのは死ぬことをチラつかせること。
実際死なれたら気分悪いですもんね。
それが怖くて突き放すことができませんでした。
だからと言ってお金を貸すのはできないし、やりたくない。
派遣時代の共通の知人に相談すると、話にならないからブロックして一切返信するなとアドバイスされました。
最悪の場合はその人が間に入ってくれるという話になり、ラインをブロック、電話も着信拒否。
すると、
お祈りメール来た🤣
今では「お金貸してくれおばさん」につきまとわれたと笑い話にできるけど、リアルタイムの時は笑えないし簡単に人に相談できないしで毎日憂鬱でした。
悪い人ではないし、助けられることがあれば助けてあげたいけど、できないものはできないし、
そもそも、
お金を貸す、って人を助ける事になるのかな。
おそらくだけど、彼女は人にお金を貸してもらう事に慣れている。
お金を借りる、返せないからその人と疎遠になる、そういう事を繰り返してきたんじゃないかな。
若い頃は男の人に泊めてもらったり家や生活の面倒をみてもらえた。
そな時の感覚のまま50代になったんじゃないのかと思う、いつでも男の人に助けてもらえる。
50代の女性を引き受ける男性なんてどこにもいないのに…
自分の劣化を直視できずに仕事もなく、能力もない、そりゃ気持ちが塞いで鬱にもなるだろうと思う。
だからと助けを求められても何も出来ないし、
彼女自身が変わろうと意識しなければ同じことを繰り返すだけだと思います。
お金を貸して、たとえ返してもらえても、また何かの時に貸してと絶対に言ってくる。
「お金を貸して欲しい」と言われた瞬間にその人とは縁を切る。
これが全ての対処法