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性別不合 加入中の保険の性別の登録情報が変更できない?
ども、洸です。
今年は巳年、ヘビはお金に関わりがあるそうで。
お金周りを見直す良き機会!と思い、年始から固定費諸々見直しを行なっていました。
そういえば!昨年(2024年)に性別の変更をしたんですが(そういえば 程度の軽い話ではないw)
法的性別の取り扱いを変更したからといって 運転免許証とか、マイナンバーカードとか、健康保険とか年金とか…etc
セットで 性別変更されるはずもなく… 自分で個々に手続きしなければいけません。
最初やっているうちはワクワクするんですが、途中から段々めんどうになります…
て感じで、民間保険に関する性別変更手続きを だいぶ放置して過ごしてしまいました🥹
本人確認書類等と違って あんまり人に見せる機会ないし…
「性別の変更をしたい」と声に出して申し出るのは 強制カミングアウトな感じで心的ストレスもあります…
しかし!2025年は お金周りを見直すゾ!と心に決めましたので、ついでにキチッとお手続きをしようと やる気になりました💪
性別の登録情報の変更は大体書面でお手続き
今さら気づいたんですが、アカウントのマイページから チャチャっと変えられる情報と、直接コールセンターなどに問い合わせして書面やり取りしなければ変えられない情報があります。
氏名(特に名)や性別は代表例ですが、大半の人は生きているうちに変わることなんてないw
急に変えたいと言われたら「本人かな?」と疑義が生じてくるのも素直な反応かと思いましたので、私は納得。
下記は その手続きの最中、医療保険の性別変更を申し出た際の、窓口とのやりとりです。
医療保険 契約時に登録した性別記載が変更できないことがある?
📞私「あの、登録情報を一部変更したいのですが」
保険窓口「どのような内容でしょうか」
私「性別の変更をしたいです」
保「変更方法を確認して参りますので お電話このまま お待ちくださいませ」
(性別の登録情報の変更は そうそう申し出されないだろうから、大抵窓口の方も よく分からない)
保「お待たせしております。すみませんが、改めてお電話してもよろしいでしょうか」
(1回保留からの、やっぱ折り返すわ てところまでが デフォです)
私「分かりました」
▽
書面での手続きになるので、自宅に手続き書類を郵送するから 記入して、同封の返信用封筒に入れて送ってね、というような案内を受けます。
保「… というような お手続となります。ここで注意点があるのですが。
戸籍の性別の登録情報は 確かに変更されますが、性別の変更により保険料が変わることはありません。」
📞私「(ふむふむ)」
一般的に保険料は性別で異なるのだという…
保「しかし保険料の算出にあたっては、ご契約いただいた当時申告された性別のまま算出されますので
弊社からお送りする保険証書など には、変わらず「女」と書かれますので この点ご承知おきください。」
私「(ん…。私とか 割とその辺りどうでもいいけど、絶対 前の性別明かされたくない方は 解約案件では🤔)」
本人の性別の登録情報は変更できても、書面への記載は変えられないことがある
当然本人の登録情報自体は変えられるのですが
契約時想定していた保険料と変わってしまうから、という理由で 保険証書といった書面の性別の記載事項の変更には応じてくれない模様。
私の心の声は「保険料一緒でいいから 記載だけ変えてよ!!」という感じです。多くの当事者が素直に思うことではないでしょうか。
Xで保険会社とのやりとりをポストしてみましたところ、同様の経験をされた方、仕方なく解約されたという方の反応も見受けられました。
私は 初めて知りましたが、意外と あるあるな経験のようです。
脳裏にチラつく「再契約」の3文字と 落とし穴
私の脳裏には「再契約」という3文字がチラついてまいりました…
「保険料の算出にあたっては、ご契約いただいた当時申告された性別のまま算出されます」から 保険証書等の性別表記が変えられない、というのは 理に適った説明であるようで、実のところシステマチックな説明だなと 私は思いました。
私の脳内翻訳では
「保険料を変えずに性別表記だけ変えるといった対応は システム上できない」といった具合で出力されました。
「どうしても変えたいなら、一度解約いただいて 改めて 変更した性別で 一から契約いただく方が…」
と脳内翻訳、いや妄想が捗りそうですが
『…この通話は、サービス向上のため録音させていただきます…』
というような状況で、私が窓口担当者なら「解約」「再契約」なんて言葉を自分から持ち出すなんて できなさそう…
なにより、不足の事態を招く可能性が非常に高いです。
細かなことは今回割愛しますが、一度解約して再契約できる保証はありません。
また 保険の内容により、引き続き契約していた場合得られたはずの利益が 中途解約により減少する場合が十分にあり得ますから、契約者側にデメリットが非常に大きいです。
と ちょっと声が震えてお電話されている窓口の方の立場を考えて勝手に同情してしまいました。
実際に解約された方のお話をうかがうに、性別表記の対応ができなくて解約、顧客を失うというのは保険会社としても痛手だと思いますから、対応に一考の余地有りかと思いました。
性別の変更ができるかは保険会社次第か
そういえば、自動車保険の方は容易に性別の変更ができました。
調べてみると、入っていた保険会社のグループは 性別による保険料の差異を設けていないとのこと。このような取り決めによっても、対応の可否に影響が出るのでしょうか。
たまたまノーダメージ
保険証書等の性別表記の変更はできないと言われていた保険会社については 特にこれが決定打ではないのですが、先述の通り 年始からやっておりましたお金周りの見直しを踏まえて解約と、別の保険会社にて契約を改めて行いました。
解約した保険会社は たまたま掛け捨ての安っすいい医療保険であり、もともと返戻金はありませんし 解約にお金もかからず、また別の保険会社との契約に事務手数料等も取られませんでしたので ノーダメージでした。
(注意 :
性別の変更のお手続きあたっては、その直前に性別適合手術等を受けている場合、またその他 治療の程度により 保険会社との契約にあたって 告知事項に該当し 契約ができないといった場合が考えられます。上記の私のケースのようにスムーズにいかない場合がありますので ご注意ください。 )
そんなこと あるんだ!と頭の片隅に…
性別の登録を変えられるか を見越して保険なんか入らないよ!という感じですが、豆知識としてどうか頭の片隅に…
もう少し長く生きてみようかな、と一歩踏み出して 治療を受けたり 手続きを踏んだ方が多いのではないでしょうか。
長期的な見立てで人生歩めるように、そのヒントや足しになることを願っています。