見出し画像

イニストラード真夜中の狩り ドラフトリプレイ~赤黒、色替え編~

こんにちは。

前回は初手のレアから順調に青緑のデッキをドラフト出来たパターンをお送りしました。

今回は非常に悩みつつ、赤黒のデッキを作ったパターンを紹介します。自分自身、もっとうまくドラフト出来たかも?と思うことがあったので共有出来れば、と思い書きました。

それでは早速、お伝えします。

画像1

1-1

緑白の強力なレアをピック。マナクリとして優秀で、後半は全体強化で盤面を強固なものに出来るボムレアだ。

画像2

1-2

黒の強力なレアが流れてきた。もっと強いアンコモンがいたのだろうか?初手のレアとは噛み合わないが、まだ色を決める段階ではないのでこれをピック。

画像3

1-3

明らかにミスピック。直接射撃は緑白でも緑黒になっても強く使えるのでそちらがベター。このレア、私の勘違いで自分の墓地だけでした。

画像4

1-4

青緑マルチカラーのカードを取るか、4マナ2/3を取るか迷ったが初手のレアを意識して後者をピック。

画像5

1-5

非常な苦しいピックが続く。緑白を目指して2マナ圏を獲得。パワーをずらすことで集会を達成させやすくなるため、使いやすいクリーチャーだ。

画像6

1-6

赤緑のマルチカラーまで流れてくる始末。何色をやればいいか分からない中、とりあえず緑白本命、黒になるかも?くらいに考えておくことに。赤緑は避けたいこともあり、黒の除去をピック。

画像7

1-7

同じく2マナ圏を。緑は確定か。

画像8

1-8

白の低マナ圏が集まってきた。初手のレアと噛み合い人間デッキを目指したい。

画像9

1-9

緑の2マナ圏も悪くないが、黒いデッキになる可能性も考慮に入れて2/1を。ふらついた原因にもなった。

画像10

1-10

赤の中でも比較的マシな吸血鬼に1点ドローなど赤のカードが余っている。除去が出ていないのだろうか、1パック目は明らかに不人気だ。

画像11

使う可能性は低くとも5マナ5/4は赤にしては使いやすいクリーチャーだ。トランプルやおまけのカウンターも嬉しい。

画像12

1-12

卓の吸血鬼は不人気なのだろうか。まさかのアンコモンが返ってきた。今後赤をドラフトする可能性も視野に入れる。

画像13

1-13

赤黒のようにスペルが多くなるデッキにとってこの順目でプレイアブルな2マナ圏が返ってきた。赤の火力がパックから出ていないのだろうか、卓内で不人気であることが伺える。

画像14

2-1

緑の比較的強めのレアカードを引いた。直接射撃もパックにあり、緑が強い。3パック目の返しに期待してここは黒のトップアンコモンをピック。

画像15

ここは比較的枚数を取れている緑を優先。緑白、緑黒路線に行けるか?

画像16

2-3

いい5マナ圏を獲得。緑は使いたい。

画像17

2-4

緑の格闘か、不人気の赤を拾って赤黒の路線も残しておくか。もう色は確定させないと行けないが赤黒の吸血鬼なら是が非でも欲しいカードを獲得。赤黒の渡りも見ておく。

画像18

2-5

青緑のボムカードが流れてきたがもう青は難しい。

反対に不人気色の赤から強力なアンコモンが流れてきた。


画像19

2-6

赤の強いアンコモン2枚目!緑も格闘や3/2/3など流れてきているが不人気色の赤に参入するベストタイミング。

画像20

2-7

卓内で赤の不人気は分かっていた。ここから赤のカードを大量に集められるか。

画像21

2-8

積極的に入れたいカードでは無いがビートダウンで枚数もカツカツになるならいい選択肢になるだろう。

画像22

2-9

まだまだ赤の使えるカードは流れてきている。

画像23

今更白の強力コモンが返ってきた。一応取っておくに越したことはなかっただろう。ここはミスピックだ。

画像24

2-11

吸血鬼の侵入者は赤黒のアグロじゃないと使いにくいカード。ここまで流れてきたということは卓内で黒のアグロが少ないことを意味している。

画像25

2-13

赤白は卓にいないようだ。もう赤白は難しいが、アグロは少ないことが分かる。

画像26

3-1

欲しかった除去を獲得。

画像27

3-2

重めの除去も2マナ圏もどちらも足りないが吸血鬼の侵入者は返ってくる可能性が高い。アグロと相性が良い除去を。

画像28

3-3

圧をかけられるカードを。侵入者が返ってこなかったら悲しいがサイズの小さい吸血鬼には必要な1枚。

画像29

3-4

緑白なら…。と後悔もあるが2マナ圏として最低限活躍するだろう1枚。後半に能力を使えるのも〇。

画像30

3-5

かなり強いカードだが吸血鬼の侵入者が本当に欲しい。

画像31

3-6

後半まで圧力をかけられる2マナ圏だ。

画像32

3-7

青以外のどの色も強く流れてくる。黒の強力コモンをピック。包囲ゾンビとの相性も抜群。

画像33

3-8

急に弱くなった。さっきからパックの強弱が激しくて揺さぶられている。

画像34

3-9

いいコモンが返ってきた。とりあえずデッキになりそうだ。

画像35

3-10

重くて入りそうにないがとりあえずレアを。それ以上に3-2で流した吸血鬼の侵入者が返ってこなかった。

画像36

3-14

おまけだが赤白は卓にいなかったようだ。


完成したデッキは以下の通りだ。

画像37

除去はあるものの、ややクリーチャーに不安を抱える赤黒デッキとなった。

ドラフト全体で除去を格闘に頼った緑白も組み上げられたと考えられる。赤白も流れ良く組めただろう。問題はそうしたデッキを組む時にいつどうやって気づけたかどうかがポイントになる。

青はコモン・アンコモン共に流れが非常に悪く、参入することが出来なかった。白はいい流れではないと判断して早めに切ったはずなのに切りきれず、そのために2パック目も無駄なピックが続いてしまっている。

今回はいい例でも悪い例でもあり、なぜ自分がこのような思考でピックで至ったのかを共有した。

自分のドラフトの傾向は

〇ボム以外は2マナ圏と除去を優先。

〇色確定まではキーとなるパワーカードを取る。

〇デッキの理想形に無いカードは無視して他色をつまむ。

であり、今回のように自分のピックしたパワーカードに翻弄されるケースも少なくない。振り返ってピックを考え直すのもありだ。


さて、このデッキの試合結果は

1戦目 青黒〇

1マリ。除去を打ち合い、こちらの吸血鬼の侵入者+ヴォルダーレンの伏兵が強く、馬上の戦慄騎士が6/5で出て勝利。侵入者と異形の隼飛行相打ちなら危なかった。

2戦目 4色〇

1マリ。相手のクリーチャーをダブルブロックを駆使して討ち取り、お互い手札が土地だけになったタイミングでこちらがクリーチャーを引けて勝ち。

3戦目 青白〇

ボム連打されたけど2マナ狼でブロック不可にして勝ち。病的な日和見主義者強すぎ。

4戦目 赤黒×

相手が赤黒マルチ×2と伏兵で強過ぎて一瞬で負け。こっちも赤黒マルチと伏兵のブンハンドだったが先手後手の差で使えず。

5戦目 青緑〇

1点除去きれいに刺さりビートダウン決行して勝ち。

6戦目 赤白黒〇

1マリ。沼引けたらブンハンドでキープしてすぐ沼引けて勝ち。

7戦目 緑系統〇

相手、森森で止まり投了。

8戦目 青黒〇

ロード、レア、43吸血鬼から除去で相手の青のレア狼お除去して勝ち。


結果的に7-1。比較的事故りやすい赤黒でドローに恵まれて勝つことが出来た。

それではまた!

いいなと思ったら応援しよう!