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※全文無料! シティリーグ s2 top8 スボミー入りサーナイトの記事

1,自己紹介


こんにちは。普段は大阪でプレイしています、ひかると申します。
前回のs1から知見を広める意味と備忘録を兼ねて、勝敗関係なくnoteを書くことにしました。

普段は学習塾の教室長をしている社会人プレイヤーです。
ゲーマー気質でポケカとMTGをよくプレイしています。
その傍ら、競技のカードゲームに身を置いています。
MTGでは3回プロツアーと呼ばれる世界大会に出場できるくらい、精力的にプレイしており、今もネットでプレイしています。
ポケカは始めて1年半ほどになり、主になんばのジムバトルによく顔を出してイベントに参加しています。

シティリーグは今回が5回目の参加で、3度目のtop8進出となりました。
新しいレギュレーションでも勝てるようしっかり精進してまいります。

2,デッキ選択と練習


前回同様に、練度の高いデッキを使う、ということを目標にレジドラゴをPTCGLで使い続けました。
レジドラゴは苦手対面は多少あるものの、練度がものをいうデッキであり、レガシースターを残しながらブン周りできるのが大きいです。
最初はエネ管理が全然出来ておらず、自ら詰み盤面を作り敗北するなど、難しさを感じていましたが、移動時間や休憩時間、休日のジムバトルで徐々に練度を上げてきました。

サーナイトは前回のシティリーグでもtop4に残るなど、練度はあるものの、長期戦になった際に時間切れの不安が付きまといます。

レジドラゴに慣れてきて、比較的勝率が出だした頃にとんでもないカードが公開されます。

滅茶苦茶

スボミー環境と揶揄されるくらいの超強力カードの登場です。
逃げエネ0、エネなしでグッズロック。
大地の器でエネが用意できず、ハイパーボールでトラッシュができず、不自由を強いられることは明白です。
レジドラゴは2ターン目のファントムダイブが魅力のデッキですが、ポフィン1枚で戦略は破綻します。手札にグッズが残るということは、研究を使えば巻き添えにするということくらい。
唯一、ファントムダイブのついでに倒せることが救いはありますが、様々なデッキがスボミーを使用する中、デッキ構築の苦手な自分ではこの課題を解決することはできませんでした。

一方でスボミーで時間を稼げ、アドレナブレインで一撃で倒せるスボミーが使われるということは、サーナイトが有利に働く環境が来たと考えました。
スボミーはサーナイトに対してあまりよく働きません。
これが最も大きく、サーナイトを使えばスボミーは出されないだろう(実際1度も出されませんでした。)ということでサーナイトに決定しました。

3、当日のデッキリスト


前回のリストから、
ネストボールやミミッキュ、クレセリア、デヴォリューションを抜いて、そこに悪エネ、勇気のおまもり、フトゥー博士のシナリオ、スボミーを入れました。

outについて

ネストボールは枠の問題です。
1枚入っているとペパーからマシマシラやサケブシッポ、ハバタクカミにつなげられて便利ですが、ボウルタウンもあるし、枠の問題で抜きました。

クレセリアはミラーやドラパルトに強いのは間違いないのですが、そこ以外にあまり強くないのと、エネ管理が難しくなるためout。

デヴォリューションは2進化は減ると判断したためです。ドラパルトも自分ならアメよりワタルを使ってドロンチをもっと有効活用するように組むため、あまり使わないと判断。結果論ですが、英断でした。

ミミッキュはもともと有利なソウブレイズやブリジュラスに対して強いカードであり、ミライドンは早くからサイドを取りたいと感じたため、使わなさそうだと判断。

inについて

スボミーはエヴォリューションができないときのサブプランで使用。
あくまでサブプランなので、基本的にはサブプラン扱いです。今回も何回か使用して、狙い通り活躍しています。

おまもりの2枚目は早くにサイドを取りに行く工夫です。特にアンフェアスタンプ後、同じターンでキチキギスをとってしまい、相手に不自由を強いる動きが非常に強いため、サケブシッポやフワンテにつけて使います。
特にサイドレースに勝利しているときに、おまもりがないとサイドを進められないことが気になっており、非常に強く働きました。個人的には2枚は必須。

悪エネの3枚目は前回の敗北からの学びですぐに入れていたものです。
3枚あるとゆとりがあり、エヴォリューションを悪エネで宣言しやすくなります。

フトゥー博士の2枚目は環境によるもので、サーナイトで攻撃を耐えてすぐにフトゥー博士で回収する動きがより多くなりました。
1進化を経由させるのが普通なので、置いていたラルトスをキルリアに、キルリアをサーナイトに進化させてすぐに復帰可能なのもありがたいです。
エネを固めたポケモンを回収して別のポケモンで攻撃するのにも使え、マシマシラを回収してアドレナブレインを3度使うことも可能で、後半戦にあるのとないのとでは大きく戦略が変わるので、枚数を増やしました。

ほかの枚数は前回と同様です。もしよければ前回の記事をご覧ください。


4、当日のマッチ

1回戦 ドラパルトネイティオ〇
こちら後手。
後1エヴォ、2ターン目にマシマシラに悪エネをつけながらたたりとばすでドラパルトと後ろのネイティを処理するブン周りで次ターンにはマシマシラ2枚目展開、サーナイトを壁にして戦い、フトゥーで戻して勝利。
絵にかいたようなブン周り。

2回戦 ブリジュラス〇
同じく後1エヴォで、サイドをこちらから取り始めるようなただの理想的なブンまわりで勝利。

3回戦 ルギア〇
エヴォ、ペパーともに用意できなかったものの、後1、後2ともむずむずかふんで時間を稼ぎ、展開して2-2-2で取り切って勝利。

4回戦 ソウブレイズ〇
ラルトス2枚、ヒスイのヘビーボールとサイド落ちしていたが、後1エヴォでサーナイトで攻撃を始め、1回攻撃を受けてマシマシラでダメカンを返していく展開。これがなんとか間に合い勝利。
有利なマッチでしたが、サイド落ちがよくなく、危ないゲームでした。
ボスの指令をキルリアを倒せるタイミングで引かれておらず、運よく間に合いました。

5回戦 ミライドン×
先手でマナフィ前、ハイパーボールで無理やり持ってきたラルトスをベンチに1枚置いてターンエンド。
先2でペパーとキルリアとエヴォリューションが手札にあり、可能ならエヴォリューションを切りたい手札でエネがない状態。
ペパーでなかよしポフィンとエヴォを持ってきてエネが引けず宣言できず敗北。ちなみにエネではなく、ポフィンを引きました。
重大なミスをしており、この時、エヴォの2枚目が山札にあるか見逃しており、エヴォリューションが山札に残っている自信がありませんでした。そのためペパーを先に使用するはめになってしまいました。
最後も手札鑑賞してサーナイトで攻撃している盤面で、相手に出ているテツノツツミを見逃す最悪のプレイ。ベンチのキルリアをサーナイトに進化させていればまだゲームはできていました。

どうしても勝ちたい試合で致命的なミス。
実はここから3回連続でミスをします。

6回戦 ソウブレイズ〇

途中、下あたりをしており、オポネントがあまり高くない自分にとって大切なバブルマッチでした。
後1エヴォリューションはできず、後1むずむずかふんでお茶をにごしつつ、後2でクレッフィでエヴォリューション。
実はこのゲーム、キルリアが3枚サイドに落ちてしまっており、キルリアを取られると敗北する可能性が高いことが分かっていました。
キルリアを1枚しか作らないとボスの指令を連打するだけで簡単にゲームが終わってしまうため、エヴォリューションで早くにサーナイトを作り、リスクはあれども3ターン目に280点が出ないことを祈り、1度サーナイトで攻撃を耐えてサイドを進めていくことにしました。
結果、非常に運のいいことにしんえんほむらが270点で止まり、サイドからキルリアも拾え、何とか間に合いそうでした。

途中、サケブシッポでベンチのキチキギスをとって、サイドレースを優位に進めようとしましたが、誤って手札からマシマシラの2枚目をベンチに出してしまい、マシマシラの混乱に賭けることになってしまいましたが、これはウラで勝利。
このターン、サケブシッポで攻撃しようと考えていたところ、悪エネをトップしたことでマシマシラ2体目を作ろう!と考えが突然変わってしまったのが原因。ブレてはいけない。

後からわかったのですが、パーフェクトミキサー型で、サーナイトがとられなかったのは豪運でした。
手札もサイドも好ましいものではなく、サーナイトが耐えないといけなかったのもあり、序盤にきちんとリスクをとれたからこその勝利で途中の意味不明なミスも運でカバーでき、なんとか決勝に進出。


決勝トーナメント1回戦
ミライドン×
後手が取れました。
後で反省にも書きますが、相手がライチュウVスタート。
こちらは後1エヴォリューションから2ターン目にはキルリアを3体並べる好調なスタートを切りました。
キルリアは1体ライチュウに倒され、サーナイトを壁にしながら攻撃すべきタイミングで、バルーンボムで120点を出す選択をとってしまいました。
フワンテはエヴォリューションのためにエネが1枚付いており、これを逃がしてサーナイトで攻撃することが可能なはずでした。
また、キルリアが1枚サイド落ちしているから使わないだろうと途中ラルトスをトラッシュしてしまっており、タンカで回収できるキルリアにも進化できず、そのままエネが引けず、十分に供給できないままごっつぁんプリファイの連打の前に敗北しました。
手張りを間違えなければ、ラルトスを場に出していれば、まだ違ったゲームになっていましたが、またしてもミスで敗北してしまいました。

不利対面ながらも、序盤の攻防に成功し、ライチュウが前だから安全に行こう。このサーナイトさえ倒されなければ・・・。と思ってしまった。
これが敗北につながりました。

5、大きな反省


大昔、まだポケカを始める前に何かのnoteか記事かで読んだことがあるのですが、トーナメントに上がるとどうしても負けたくないから安全な選択をとってリスクを取れなくなる、という文章を読んだことがあります。

今回のゲームでは、ライチュウにサーナイトが倒され(ここでサイド3)レアコイルのかじょうほうでんで後ろがごっつぁんプリファイをされ、ガチグマか何かで前を倒されると負けています。
こちらがアンフェアスタンプを挟む中、そんなに理想的な動きが相手にできたでしょうか。自分は負けたくない気持ちが先行してしまい、「じゃあサーナイトは危ないから後ろにしてエネも少ないし、バルーンボム2回で倒そうか。」と考えてしまいました。
ミライドンは不利対面で、先2ごっつぁんプリファイをされなかったことに豪運を感じてしまい「今日はついてる!絶対いけるぞ!負けたくない!」という気持ちが先行して、リスクを取れず、どうなれば負けるのかだけを考えて最善を尽くせませんでした。(むしろ完全な悪手を打ち続けました。)


このゲームは別のキルリアが倒されて、エネ供給がうまくいかずにペパーからジェネレーターで育ったテツノカイナを乗り越えられずに敗北しています。

序盤の相手の動きがよくなくて、「勝てそう!」と思ったときに後ろ向きのプレイに切り替わったことが今回の反省点です。

MTGでも同じく、私は決定的な不利盤面をひっくり返すようなプレイを得意としており、ほぼ負けのゲームを逆転することが多くありました。そりゃそういうプレイを得意としていたらカードゲームが楽しいわけです。
その反面、こちらが有利に進んでいる試合を焦ってしまい、不要なリスクを背負ったり、有利なのに必要な行動をとらず逆転負けをして悔しい思いをしてしまうことも多くありました。


実は6回戦は相手目線でみてもキルリアの3枚落ちはわかっており、ここでサーナイトが倒されると負けることが分かっている状況で、サーナイトで攻撃を受ける選択肢を取れました。
待っていてもボスの指令で呼び出され、サイドからキルリアを救出する前にサーナイトを取られると敗北するからです。どうしても火力が出る前に動く必要がありました。
致命的なサイド落ちながらもいいプレイができて、それが実った矢先に大きなミスをしてしまい、コイントスの結果によったら敗北していることを考えれば、自分の特性は逆転向けの思想を持っているでしょう。

思考やプレイスタイルは性格によるものなので変更は効きませんが、有利に試合が進んでいるときに盤面を固めるプレイを学ぶ必要があります。

実は私、フリープレイのような場で練習すること自体が苦手なのですが、きちんと練習すべきでした。

6、うれしかったこと


ここからは試合とは何の関係もありません。笑

〇2回戦で当たった方からXのフォローが来ました。
試合の前に。同じスリーブ、同じデッキケースで盛り上がった方です。
今回ミカンのデッキケースとスリーブが発売されて、真っ先に買いました。
普段サプライに気を遣うことのない自分ですが、年齢とともにサプライに気を遣うように変わってきました。
この年になると新しく知り合いを作るのも大変ですw
お声がけありがとうございました!

〇3回戦であたった方、すみません。
グッズロック中にかぜよみでキャプチャーアロマをトラッシュされたので、何を勘違いしたのか使えませんよ~と。
(相手の方はかぜよみ、ときちんと宣言されていました)
普通にかぜよみでした。大変失礼しました。

〇5回戦で当たった方
多分どこかであたってて2回目だと思うんですが、自信なくてすみません。えらい気さくに話しかけてくれる方で私が人見知りなので回りも巻き込んで話ができて、4-0してあと一つ勝ちたいと固く緊張していたのが安らぎました。(負けましたけど・・・。)
プレイマット、マスカーニャを使っていて、これをよく褒められます。
マスカーニャどうしても欲しかったんですが、高かったです。笑
デッキマスカーニャだったら絶対レシピ聞いてそう、と大変盛り上がりました。
MTGやってる人が上手いという話が上がりましたが、上達方法を知っているといったほうが近いかもしれません。
当然、使ったことのないデッキはミス連発していますし、今回も致命的なミスをしています。備忘録で残しておくと、戒めになるかと思い、自分はすぐにミスに目を向けるようにしています。
ちなみに教育で働いている割に人見知りなので話しかけてくれたらうれしいです。ありがとうございました!

〇6回戦で当たった方
勝敗を分けるコイントス裏でよし、とつい声が出てしまって、大変失礼をしてしまいました。申し訳なかったです。
でもそこから優勝されててすごいです。おめでとうございます!


以上です!
また何か機会があれば書いていくのでぜひよろしくお願いいたします。
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