筋肉の生理学的特性を臨床に活かす方法 vol.2
火曜日ライターの松井です!
前回、筋肉の生理学的特性について下記の3つを解説しました。
・Ⅰa抑制(相反神経抑制)による拮抗筋の弛緩
・Ⅰb抑制(自原性抑制)による主動作筋の弛緩
・反回抑制による主動作筋の抑制
どれも学校で習うくらい基本的なことなのですが、これらを丁寧に実践することで普段やっている筋肉への介入もより高い効果を期待できます。
そして、今回は前回の続きで下記の3つについて解説します!
・筋ポンプ作用による発痛物質の排出
・筋収縮による発熱作用で結合組織の粘弾性低下
・筋腱移行部への伸張による筋節の合成と再生
これも知っているかどうかで筋肉への介入における効果や意識する部分が違ってきます。
では、さっそく見ていきましょう!
筋ポンプ作用による発痛物質の排出
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