痛みの解釈【TKA術後における患側・健側の痛み】

リハ塾の松井です!

今日は膝の痛みに関する質問を受けましたので、それについて回答していきます!

<ご質問内容>
担当していた両側膝OAの患者さん、既往に左片麻痺(上肢III 下肢lV)の患者さんで両膝痛が強く歩行困難でした。
右側のみTKAを施工して疼痛の改善を認めました。
右側の術後以降、左膝の疼痛自体も軽減されました。
私の解釈としては、術前から左側にもアプローチしたこと(KAMを軽減させるための下肢筋力向上)と右側の疼痛改善効果による右側下肢優位に動作を行えるようになり左下肢への荷重負荷の軽減につながったのではないかと考えています。
また、上記内容を提示できる論文などがあればご教授頂きたいです。

痛みについて解釈に悩んだ時は、その痛みがどの痛みに分類されるのかを考えるのがポイントです。

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