股関節の侵害受容器分布を踏まえた疼痛への戦略
火曜ライターの松井です!
最近、漫画の「あひるの空」を1巻から読み直していましたが、やっぱりスポーツって熱くなって良いですね!
僕は中、高と陸上部で短距離を専門にしていましたが、怪我が多く中々思うようにいかなくて悶々としていたのを思い出しました。
もう一回学生自体に戻って真剣にスポーツに打ち込みたいなーなんて思いつつ、今後子どもができて、何かスポーツをやり始めたら全力でサポートしていきたいなと勝手に決意しました。笑
さて、今回は股関節の侵害受容器の分布から、どこに痛みが起こりやすいのか、痛みを起こさないためにはどうしたら良いのかを考えてみましょう。
股関節の侵害受容器の分布
ある研究では、股関節の関節唇、大腿骨頭靭帯、股関節包における侵害受容神経支配の分布を調査しています。(参考文献①)
それによると、寛骨臼の中央1/3に侵害受容器の密度が最も濃かったとしています。
写真のB2の領域です。
引用:The distribution of nociceptive innervation in the painful hip
A histological investigation 図2
大腿骨頭靭帯では、中央部に最も密度が濃かったとしています。
関節包では上部の中央に最も密度が濃かったとしています。
引用:The distribution of nociceptive innervation in the painful hip
A histological investigation 図4
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