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リハビリ前の画像所見の確認は必須!リハビリに活かすための画像の診方

火曜日ライターの松井です!

4月から新人さんの指導を任されていますが、「この方、大腿骨の骨折だけど、どこが折れてるの?」と質問しても、答えられないことが何度かありました。

そもそも、レントゲンやCTを確認していませんでした。

同じ大腿骨頚部骨折という病名でも、折れ方は人それぞれ必ず違います。

なので、「あー、はいはい、大腿骨頚部骨折ね。」と終わらせるのではなく、必ず画像所見はセラピストも確認しないといけません。

確認しないままリハビリを進めると、良かれと思ってやっていることが実は良くなかったなんてこともあり得ます。

画像から得られる情報から、どこにどんな負荷をかけると良くないのか、どこの軟部組織が損傷している可能性があるのかなど、リハビリにも活かすべき情報が得られます。

今日は骨折に焦点を当て、レントゲンやCTの診方のポイントを解説します。


骨に付着する筋肉の把握

画像所見を見るあたって、大腿骨頚部なら大転子や小転子、上腕骨なら大結節や小結節に付着する筋肉は何があるのか。

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