肩関節における伸張痛の評価とアプローチ
リハ塾の松井です!
腱板断裂を始め、肩関節周囲炎など肩関節疾患では疼痛が大きな問題点の1つになります。
疼痛の評価として、運動時痛と安静時痛、運動時痛の中でも収縮時痛と伸張時痛に分けられますが、特に伸張時痛の評価が重要です。
何故なら、可動域制限を有する症例では、腋窩の筋群が伸張される機会は減ります。
ですが、ADLで上肢を使用するには腋窩筋群の伸張は必須です。
それ以外にも、角度によっては腋窩以外の筋群も伸張されますので、伸張時の痛みの評価、介入が1つのポイントになります。
そこで、今日は肩関節における組織の代表的なものを取り上げて、伸張痛と関連づけて解説します。
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