膝蓋骨にとりあえずモビライゼーションはやめよう
火曜日ライターの松井です!
田舎ならではですが、毎年、嫁の実家に海に面した土地があるので、そこで皆でBBQをしたり海に入ったりしています。
それが昨日だったのですが、今年は風が強く海が荒れて入れず、暑さもすごかったので、軽い熱中症みたいな症状で昨日の夜は頭痛で辛かったです。
今日もまだ体がだるい中この記事を書いていますが、皆さんも暑さに気を付けてお過ごしください!
さて、今日は膝関節習慣ということで、膝蓋骨周りの痛みについての記事です。
その痛みに診断はつきませんが、臨床では膝蓋骨周りの痛みを訴える方ってけっこうおられると思うんです。
実際、僕も多く経験してきました。
今日はそんな膝蓋骨周りの痛みをアセスメントするためのヒントとして、膝蓋骨周りのアライメントや動き、それを構成する組織について考えていきましょう!
膝蓋骨のアライメントと動きを知ろう
膝蓋骨の痛みについてアセスメントするには、膝蓋骨のアライメントと動きをまず知っておく必要があります。
まず、膝関節伸展位における膝蓋骨のアライメントの特徴は以下の通りです。
・膝蓋骨下縁と内外裂隙を結ぶ線の高さが一致
・脛骨に対して膝蓋骨が外側に位置する(膝蓋腱は内側へ向かって走行)
参考文献①
この時点で、膝蓋骨下縁と裂隙間の高さが一致していない、あるいは膝蓋骨の位置が脛骨の長軸上・内側にある場合は膝蓋骨運動にも影響が出ることが考えられます。
それを踏まえて、膝関節屈伸における膝蓋骨の動きは以下の通りです。
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