足関節を学べるお勧めの書籍&文献

リハ塾の松井です!

今日は足関節に関する質問をいただきました。

<ご質問内容>
足関節の解剖や運動学、評価など勉強できる書籍は何かありますか?
おすすめの文献でも構いません。何かありましたら教えて頂けるとありがたいです。

網羅的に学ぶなら、まずは教科書的なものを読むのが良いと思います。

基本的な解剖学、運動学は教科書ならまとまっていると思うので!

質問の内容から察するに、「足関節の運動中のkargar's fat padの動きについて知りたい」のように、具体的に知りたいことがあるわけではなく、「足関節について勉強したい!」というように少し漠然としている印象です。

なので、まずは教科書で足関節の大枠を掴み、教科書の中で気になった用語、分からない内容、実際の症例のリハビリを通して分からないことを見つけ、それを文献深ぼっていくのが良いかと思います。

そこで、今回は僕のおすすめの書籍、文献で基礎的な足関節の大枠が学べるものを中心に紹介します!


まず、第一にお勧めしたいのは、なんといってもこれ!

「筋骨格系のキネシオロジー」です!

足関節だけではなく、肩や股関節など他の関節についても詳しく書かれていて、それでいて読みやすくまとまっています。

正直、これ以上のバイブルはないと思ってます。

あとは、足関節について基礎が満遍なく学べる文献をいくつか紹介します!


1.屋比久 博己 他 : リハビリテーション医療に必要な足関節・足部の機能解剖 MB Med Reha No.254:1-9,2020

2.岩本 圭史 他 : リハビリテーションのための3Dで見る関節キネマティクス 11.足関節のキネマティクス JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION Vol.23 No.11 2014

3.大関 覚 : 足関節周囲靭帯の機能解剖 臨床スポーツ医学 : Vol.30. No.7 2013


いくつか調べてみて、上記が分かりやすかったので、読んでみると良いと思います!

大事なのは冒頭でも述べましたが、まとめ的な知識を入れ、それをもとに臨床で実践し、そこで出た悩みを深ぼるためにさらに文献を調べるということ。

いきなり細かいマニアックな知識をインプットしても、その場で理解できてもすぐに忘れてしまうことが多いです。

インプットした知識を対象の患者さんにアウトプットする過程がとても大事で、ここが抜けると薄っぺらい知識で終わってしまいます。

質問者様には是非このやり方で学んでいってほしいと思います!


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