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セミナーは目的ではない!手段と目的を明確にして学ぼう

リハ塾の松井です!

<ご質問内容>
勉強方法で悩んでいます。
まずはセミナー参加を考えています。
セミナーの情報の入手先を教えて頂ければと思います。

個人的に今はあまりセミナーへ参加することは少なくなりましたが、効率的に情報を集めるために、その道で実績がある方から学べるという点でセミナーは良いと思います。

ですが、僕も若手の頃これに陥っていましたが、セミナーへ行くこと自体が目的になってしまってはいけません。

臨床で悩みがある

文献や書籍で調べる

臨床で検証する

この流れが基本にあり、臨床での悩みを解決するために既にその分野で実績がある、あるいは詳しい方のセミナーを受けて情報を得るという前提で臨むべきだと思います。

今回はこの辺りをもう少し深掘り、とは言え僕もセミナーへ全く参加しないわけではないので、僕が普段セミナー情報を得るサービスやセミナー団体の紹介をします。



大事なことなので繰り返しますが、

臨床で悩みがある

文献や書籍で調べる

臨床で検証する

この流れを理解することが本当に大事。

悩みがない、あるいはセミナーを受けることで悩みが解決できそうにないのにセミナーを受けても僕の経験からも役立てられないことがほとんどです。

悩みがあって、それを解決したいからセミナーを受けたいと思うのが自然で、いきなりセミナーを受けることから入ると、それ自体が目的化してしまいます。

なので、セミナーで学んだ内容を活かしきれず(そもそも悩んでいないので)、「なんだ、この知識(技術)使えないじゃん!」と思ってまた別のセミナーを受けたり、最初は臨床で試してもそのうちセミナーの内容を忘れてしまうことが多いはずです。

僕の経験をお話しすると、若手の頃はとにかくセミナーや書籍を買い漁っていました。

ですが、臨床で悩みはあってもそれを解決するためにセミナーへ行くという意識が薄かったので、かなりのお金を無駄にしました…。

それに気づいてからは、臨床で悩みがあると、まずは論文で悩みを解決できないか検索します。

そうやって、自分で調べて、考えて、実際に臨床で検証するというループを作ってからは、セミナーへ行っていた当時よりはるかに知識が定着したと実感しています。

それに加えて、僕の場合はインプットしたことをこのnoteやSNSでアウトプットもしており、それによってさらに知識が定着しました。

まとめると、僕のおすすめは、

臨床で悩みを持つ

論文や書籍で調べる

臨床で検証する

その学びをアウトプットする(学会やnote、SNS)

この流れで学ぶことです。

とは言え、冒頭で僕も全くセミナーへ参加しないわけではないと言いました。

セミナーを受ける理由としては、僕が臨床で悩むこと、あるいは興味のある分野について日頃から発信されている方の話を聞いてみたいというのがあります。

そのための情報をどこから得るかと言うと、最近は以下のようなサイトを利用することが多いです。

あと、手前みそですが、僕も関わっているPhysio365というnoteのマガジンもお勧めで、月1回購読者限定でセミナーも行っています。

あとは、興味のある分野について発信されている方のSNSなんかをチェックしていますね。

上記のようなサービスを使わず、ご自身でセミナー情報を発信されていたり、インスタライブをしていたりするので。

いきなりセミナーを受けなくても、最近では無料でインスタライブやYoutube Liveなどをしている方も多いので、お金をかけずに学びを始めるのもありだと思います。

僕の方法がベストとは限りませんが、約8年間PTしてきて感じたことでした!


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