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急性期で働くセラピストこそ知っておくべき慢性疼痛のこと

リハ塾の松井です!

2010年に理学療法士協会によって調査された、治療した患者において最も問題になった障害として第2位になっています(参考文献①)。

過去の同様の調査を見ても、毎回上位5位以内に入っており、それだけ問題と感じられていることが分かります。

では、疼痛の何を問題と感じているのでしょうか。

臨床でこのような悩みありませんか?

・受傷してから経過が長いが中々痛みが引かない
・その場では痛みが軽快するが、次回のリハビリ時には元に戻っている
・ADLを拡大したいが、痛みが強くて中々難しい

このような悩み慢性疼痛の考えを知ると解決できるかもしれません。

そして、急性期で働くセラピストには慢性疼痛は無関係に思えるかもしれませんが、急性期で働くセラピストこそ慢性疼痛のことを学ぶべきと個人的には感じます。

今回はその理由とどのようにして慢性疼痛となるのか、どのように対応するべきかを解説します!


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