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リーチ動作を考える4ステップ
火曜日ライターの松井です!
私事ですが、1か月ほど前に待望の長男が誕生しました!
毎晩泣いて起きるので、嫁も僕も寝不足気味ですが、可愛くて仕方ないので頑張れます。(笑)
職業柄、子供の体の使い方なんかも見てしまうのですが、まだ首が座っていないにもかかわらず、一生懸命首を起こしているのを見るとどうやって体を使っているのか興味深く見ています。
さて、今日はリーチ動作を4つのステップに分けて考えてみましょう!
私たちは何気なく手を伸ばして何かを掴んだりしていますが、できないと非常に困る動作でもあります。
それだけに、脳卒中後の運動麻痺で上肢が上手く使えない方では、リーチ動作が上手くできずにもどかしい想いをされている方も多いはずです。
今日はそんなリーチ動作をどう考えるのか、僕なりに分かりやすく4つに分解して考えてみたので、是非参考にしてみてください!
リーチ動作を構成する4つのステップ
上肢が動かないからといって、上肢だけ見ていても中々リーチは上手くできません。
全身を含めた視点が非常に重要となります。
そこで、以下の4つに分けて考えていきましょう。
1.体幹、骨盤帯
2.肩甲帯
3.肩関節、肘関節
4.プレシェーピング(手の形を目的に応じて形成とイメージの想起)
上記の4つはベースとして覚えておいてもらい、まずは以下の4相に分けてリーチ動作を考えてみましょう。
第1相:体幹伸展、肩関節屈曲、肘関節伸展
第2相:肩関節伸展、肘関節屈曲
第3相:肩関節屈曲、肘関節伸展
第4相:手指伸展、あるいは屈曲
(参考文献①)
最初の4つのステップと次に紹介した4つの相を照らし合わせつつ考えると理解が深まります。
流れで言うと、
体幹・骨盤帯の抗重力伸展活動
↓
上肢の屈曲
↓
上肢の屈曲→伸展への切り替え
↓
手のフォーム形成
↓
物体の把持
このようになり、この中でもどの段階が上手くいかないのかを分析し、具体的な評価に落とし込んでいく必要があります。
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