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深殿筋症候群の理解を深めよう

火曜日ライターの松井です!

臨床で腰下肢痛の訴えを聞いたら、どのように対応しますか?

・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・坐骨神経痛
・仙腸関節障害

など、腰下肢痛を起こす病態はいくつか考えられますが、今回は「深殿筋症候群」について解説します。

梨状筋症候群と言う方が聞き覚えがあるかもしれませんが、最近は梨状筋以外の筋骨格構造も坐骨神経痛を引き起こすことが言われているため、深殿筋症候群と言われるようになっています。

深殿筋とは、後方の大殿筋、前方の大腿骨頸部、外側の大腿骨粗線と大腿筋膜張筋に到達する殿部腱膜層、内側の仙結節靭帯から構成される空間を指します。

この部分の解剖学的な構造、深殿筋症候群の病態、評価法や治療アプローチについて解説していきます!


深殿筋症候群の病態

深殿筋症候群とは、殿部または股関節、大腿後部の痛みおよび感覚異常など、坐骨神経の絞扼による神経根痛を特徴とする症状です。

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