股関節の運動療法〜オススメ5選〜
リハ塾の松井です!
運動療法が単調で、どの患者さんにも同じ運動療法になってしまう…。
こんな悩みありませんか?
そのように悩む方は、運動療法の目的や何を達成したいのかをあまり考えていないからかもしれません。
目的とする動作や機能の達成には、何が必要で、どこをどんな風に動かすことができる能力が必要なのか。
これをセラピストがピックアップし、対象者に合わせてフィードバックすることが大切です。
そこで、今回は股関節に焦点を当てていくつか運動療法をご紹介します!
目的と方法、どんな時にその運動療法を行うのかまで解説しています!
股関節において必要な機能
股関節に限ったことではありませんが、関節運動が起こる前提となる条件が、「関節を求心位に保つ」ことです。
関節を求心位に保つことができないとどうなるのか。
股関節では、臼蓋に骨頭をとどめておくことができないため、骨頭が臼蓋からずれてどの状態で関節運動が起こることになります。
すると、関節周囲の関節包や靭帯などを傷つけてしまう恐れがありますし、骨頭を臼蓋へおさめようと周囲の筋群が過剰に働くことになります。
この状態では、痛みが起きやすいですし、関節運動もスムーズに行えないことは容易に想像がつきます。
股関節においてこの機能を担うのが以下の筋群です。
・大腰筋
・腸骨筋
・外旋六筋
・小臀筋
これらが働くことが前提で、大臀筋や中臀筋、大腿直筋などが関節運動を起こしてくれます。
運動療法において大事なことは、これら求心性に保つ機能を持つ筋群を働かせる、働いた状態で関節運動を行うということです。
これを守って運動療法を行うことが大前提です。
では、僕のオススメする股関節運動療法を以下に解説していきます!
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