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代表的な3つの不良姿勢を分析!姿勢から問題点、運動療法を考えられるようになろう

火曜日ライターの松井です!

前回、ベッドが空いていなくても困らないように、立位でもできる評価や運動療法を解説しました。

記事内でチラッと出しましたが、以下の代表的な3つの不良姿勢について今回はそれぞれ掘り下げてみます。

・Kyphosis-Lordsis
・Flat back
・Sway back

これらについて理解を深めると、より立位でのリハビリの幅が広がり、やるべきことが明確になるはずです。

実際にご自身が担当している患者さんや利用者さんはどの姿勢タイプか?何が問題か?それに対して何ができるか?を考えながら読み進めてみてください。


立位での姿勢戦略

まず、前提として前回の簡単なおさらいを。

立位での姿勢戦略として、足関節戦略と股関節戦略があります。

姿勢筋の筋緊張が整った状態であれば、足関節戦略で姿勢保持ができますが、姿勢アライメントの崩れなどで姿勢筋緊張が整っていない状態だと、股関節戦略がメインに働いて姿勢保持をする傾向があります(参考文献①)。

立位でどちらの戦略が優位に出現するのかを見て、姿勢パターンから問題点を推測、コアを賦活して姿勢筋緊張を整えるにはどうするか?を考えるために、代表的な不良姿勢を知る必要があります。

そこで、冒頭で説明した3つの不良姿勢が出てきます。

・Kyphosis-Lordsis
・Flat back
・Sway back

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