臨床で姿勢を評価に活かす考え方
リハ塾の松井です!
背臥位、側臥位、腹臥位、座位、立位など、姿勢って様々なパターンがあって、それぞれにメリット、デメリットがあります。
なので、それらをうまく使えば、評価としてのツールにもなり、いつもの方法で見えてきにくい機能障害も見えてくるかもしれません。
例えば、臥位では座位や立位より支持基底面が広く、重心位置も低いため、比較的安定した状態で上下肢を動かすことができますし、筋緊張の抑制にも繋がります。
座位や立位では、臥位より不安定ではありますが、下肢や体幹筋を使って身体を支えられるかどうかを診ることができます。
また、重心は高くなりますが、視野が広がり、手を伸ばせる距離や移動範囲も広くなります。
この辺を理解しているだけでも、臥位だと痛みが出るけど座位では出ないな、その違いは何か?と考えていくこともできます。
そこからさらに踏み込んで考えてみましょう。
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