腱板断裂の手術方法から考える肩関節リハビリ
リハ塾の松井です!
肩関節疾患の代表的なものとして、腱板断裂・損傷があります。
保存例もおられますが、手術する症例も少なくありません。
そんな腱板断裂の手術後において、手術の方法をよく知らずにリハビリしていませんか?
例えば、棘上筋を断裂して棘上筋を縫合しているのなら、棘上筋に負担をかけないようにするのは当たり前です。
ですが、手術におけるその他の組織の侵襲があるのかどうかも理解しておくことが術後のリハビリでは重要です。
なので、今回は腱板断裂に対する手術の方法としてメジャーなものを解説します。
手術の方法としては、主に関節鏡視下と直視下に分けられます。
低侵襲の鏡視下が一般的になってきてはいると思いますが、直視下での手術例もまだ見ることがありますので、今回は両方について解説します。
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