腰椎の機能障害で肋骨の評価は必須!
リハ塾の松井です!
腰部機能障害を評価する際、腰部にかかるストレスを考察したり、脊柱の生理的彎曲という意味でも前彎と後彎の評価は重要です。
腰椎が前彎、後彎どちらかに制限されていることは多く、後彎増強、つまり、伸展制限が多いイメージがあるかもしれませんが、意外と屈曲制限も多いです。
伸展するにもまずは屈曲してタメを作って伸展する必要があります。
バネのようなイメージで考えると分かりやすいかもしれません。
なので、伸展を改善するには、まず屈曲制限を改善する必要がある場合もあるということ。
そのための1つの視点として、肋骨の後方回旋への偏位があります。
肋骨は胸椎と関節を成しますが、腰椎と胸椎は隣接しているため、胸椎の影響を腰椎は受けます。
また、腰椎に関わる筋肉は胸椎にもまたがって付着しているものも多いので、腰椎の制限を改善するには胸椎、肋骨との関係についても考えないといけません。
腰椎だけ見ていても中々改善しない場合、胸椎や肋骨も評価、介入しないといけないでしょう。
そこで、今日は腰椎制限の1つの問題点として、肋骨との関係について解説します!
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