脳卒中も整形も必須!感覚入力の考え方
臨床では特に脳卒中患者で顕著ですが、感覚障害による表在・深部感覚障害に対する感覚入力をリハビリの中でおこなうことがあります。
ここで考えないといけないのは、感覚入力を行うとどうなるのか?感覚入力をすることで何を達成したいのか?
感覚という抽象的な概念だからこそ、ここが曖昧だと何のために感覚入力しているのか分からなくなってしまう恐れがあります。
実際、僕が若手の頃は感覚障害がある脳卒中患者に対して感覚入力と称し、ボールを転がしてもらったり、タオルを触ったり押さえたりしていました。
ですが、よく考えると何故感覚入力するのか分かっていませんでした。
よく考えると、感覚入力の先には関節運動を円滑にしたい、筋出力の発揮、コントロールが上手くできるようになりたいという目的がありました。
患者さんも何故感覚障害あると困るのかというと、上手く運動を起こせないからという悩みがあります。
今回は感覚と運動の関係を踏まえ、何故感覚入力によって運動も改善されるのかを考えてみました。
脳卒中による感覚障害だけでなく、整形疾患であっても感覚と運動の関係を上手く使うと運動に良い結果をもたらすので、普段脳卒中領域に関わらないセラピストも是非読んでください!
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