マガジンのカバー画像

リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
臨床に関するコンテンツがほぼ毎日配信されます。初月は無料で購読できます。 1000以上のコンテンツ…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#バイオメカニクス

円背の攻略法

リハ塾の松井です! 高齢者に多い身体的な特徴の1つに「円背」があります。 円背が強いせいで上手く起立できない、歩けないという方も少なくはありません。 僕自身、円背の方に何ができるだろうか?と悩んだこともたくさんあります。 そんな経験も踏まえ、今日は円背をテーマに身体機能、能力的にどのように介入していくべきなのかをまとめました

ブリッジとテンタクル活動から考える筋活動

リハ塾の松井です! TwitterでKonumaさん @PTBC8 がこんなツイートをしていました。 臨床では杖や平行棒など支持物を使って歩行練習などをすること、あるいは杖など歩行補助具を使って歩行する方を対象とすることは非常に多いと思います。 僕自身、臨床でも杖など支持物を強く握り込まないようにとか、杖歩行中に上から引っ張られるようにとか、キューイングを出したりしますが、こんな風に言語化してるのを見て、頭の中が整理された気がしてすっきりしました。 今日はこのツイート

¥100

ステップ・荷重練習における4つのポイント

リハ塾の松井です! 脳卒中後、TKAやTHA術後など、歩行障害がある方に対し、歩行前の前段階として荷重練習をすることありますよね。 より歩行に近い状況でするために片脚を前に出して、ステップ練習のようにすることもあるかと思います。 そんな時、股関節が思うように伸展してこない、膝折れあるいは反張膝になる、体幹が前傾してしまう、などなど。 このように、頭で思い描いたようなステップ練習にならないことがありませんか? その際にとりあえず骨盤から重心移動を練習するのはNGです。

¥100

歩行分析はまずはこの4つを見よう

リハ塾の松井です! 歩行分析って学生の頃なんかは絶対にしますが、複雑で難しいですよね。 腰椎が回旋して、骨盤が後傾して〜って細かく見ても正直細かすぎてよく分かりませんよね。 臨床に出てからもその意識があると、その歩行分析が臨床に活きるかどうかは微妙です。 必要なのはもっとシンプルに歩行を考えることです。 今日はより歩行をシンプルに考えるための考え方を解説します。

¥100

後方重心で起立できない場合に見るべき2つのポイント

リハ塾の松井です! 職場で起立時に後方重心になっていて上手く起立に繋がらない症例に関して検討する機会がありました。 そこで今日は、何故後方重心になってしまうのか?後方重心にならないためには?という点について考えてみたいと思います。

¥100

座位から体幹機能を賦活させる骨盤帯への介入

リハ塾の松井です! 体幹機能は歩行、起立、リーチ動作など、各種動作において重要な機能なのは言うまでもありません。 また、体幹機能が土台となって、上肢のリーチや下肢の振り出しなど、上下肢の筋出力が発揮されるため、体幹機能が機能的に働くことは必須です。 そんな重要な体幹機能を座位から高めるための介入方法を今日は考えてみましょう。

¥100

歩行分析における3つのポイント

リハ塾の松井です! 歩行は誰もが臨床で悩むポイントですよね。 学生の頃から就職して若手の頃も歩行分析は苦手でしたが、あるポイントをつかむと以前よりは難しく考えることなく歩行分析できています。 これさえしとけば問題ない!というような万能なポイントではないですが、臨床においてはとても重要なポイントだと思っているので、是非参考にしてもらえればと思います!

¥100

離床目的の車いす座位は本当に効果的か?

リハ塾の松井です! 病院で勤務していた頃は、少しでも離床時間を確保するためという名目で車いす座位でナースステーションにずっと座っている患者さんが多くおられました。 確かに座位になることのメリットはあります。 ですが、メリットばかりではないことを認識して、セラピストとしてデメリットも考えた上で座位を提案すべきです。 今日は長時間の車いす座位によるデメリットを考えてみました。

¥100

起立動作を4分割して考えよう!【第3相~4相】

リハ塾の松井です! 以前、起立動作における第1~2相について解説しました。 簡単におさらいすると、 第1相は離殿に向けた準備段階の相で、全体の約30%を占める。 第2相は股関節屈曲、足関節の背屈が最大となり、それらが伸展方向へ切り替わり離殿する直後までを指す。 実際は離殿ができないことに着目しがちですが、実は第1相も大事ですよというお話でした。 今日は離殿後~立位までの第3~4相について解説します。

¥100

起立動作を4分割して考えよう!【第1相~2相】

リハ塾の松井です! 先日、起立時における膝の痛みについて記事を書きましたが、今日は改めて起立における必要な要素、起立時には何が起きていて、何ができれば起立動作がスムーズにできるのか。 この辺りを解説します! 臨床では起立が上手くできない方は多くおられると思いますが、そんな方にひたすら立つ練習をするのは別にセラピストじゃなくてもできます。 立てない原因を評価して、原因に対して介入して、しっかりと効果を検証する。 この一連の流れがめちゃくちゃ重要で、そのためには起立にお

¥100

片脚立位における中殿筋以外の問題を考えよう

リハ塾の松井です! 片脚立位が不安定な場合、何が問題だと考えますか? 若手の頃の僕は「とりあえず、中殿筋が問題でしょ!」と決めつけていました。 ですが、中殿筋の筋トレで良くなる方もおられましたが、良くならない方の方が多かったです。 でも、そこで筋トレが足りないから、自主トレをしてくれないからとか、何かと理由を付けて中殿筋が問題だと決めつけて考えてました。 今思うとそんなわけはないので、何をそんなにこだわっていたのかと思いますが。(笑) 片脚立位が不安定な原因は中殿筋以

¥100

起立動作を筋活動と床反力から考える

リハ塾の松井です! 歩行など抗重力位での動作に繋げるための間には、起立動作が含まれます。 ですが、臨床で起立練習をしている場面を見ると、手すりや他の支持物を引っ張って起立している場面を多々見かけます。 それでは何か支持物がないと起立できませんし、いくら筋力を鍛えても起立における体の使い方が学習できないので、実用的なADLに結びつかないことも多くあるはずです。 今日は起立動作に着目し、どうしたらスムーズに起立することができるのか。 起立動作時の床反力に着目して、どういった

¥100

股関節内転制限と局所から全体の診方

リハ塾の松井です。 股関節内転筋や伸筋、屈筋はストレッチするのに、外転筋のストレッチって意外としていない方が多い印象です。 でも、内転制限を呈する方は多いですし、それによる動作への影響も思った以上にあります。 今日は股関節内転制限による身体アライメントと簡単に身体アライメントを評価する考え方を解説します!

¥100

膝関節の深屈曲時のバイオメカニクス

リハ塾の松井です! 膝関節の屈曲時には、大腿骨のロールバック機構や脛骨の内旋など言われていますが、最近の研究ではどんなことが言われているのか。 それを踏まえて、膝関節の屈曲について今一度考えてみました。 膝関節の屈曲には大腿骨、脛骨がどんな動きをする必要があるのか。 それが分かると、膝関節の屈曲制限を呈する方や屈曲時の痛み、屈曲時の筋出力が弱い方に対するリハビリに活かせるはずです。

¥100