あのコとサマソニ2023
いきました～～2days!!たのしかった～～
ここ数年体力の低下にチキったりグズグズ悩んでるうちに売り切れて悔やんでいたので、今年はblurとリアムが発表された時点で2日間をオトナ買いしてやったんだぜ
【TOKYO DAY1】ちょこっと感想メモ
▼JXDNさんの代打のオールスターズ。ほぼヒプマイ（盛った）。2日目だったらもっとヒップホップの客層被ってたろうにね。生PUNPEEの好感度高すぎて笑った。
▼そしてまずは！New Jeans！アリーナ耐えた！
ニュースを騒がせた熱中症多発環境…仕事並みに全力で自己管理しました。
ほんと～～に可愛くて細くてフレッシュだった～モニターの映像もお洒落だし曲少ないのに軒並みヒットしてて改めてすごいし、ライブにふさわしいバンドアレンジもたくさんで良かった。とくに好きなダニエルは生で見ると人を魅了する華を全身にまとってて冗談抜きに鼻血です
▼台湾の落日飛車。予習で掴んだ通りの雰囲気の良さ。ゾゾマリンスタジアムで火照った身体を幕張メッセでガンガン冷ます。
▼Nulbarich。ベースのひとが変わっている。そして本当に本当にSuchmos意識したことないの？と何度でも問いたい笑。今ドキでした。
▼ENHYPHEN。とにかくすごい人！マリンステージでも良かったんじゃないか？とも頭をよぎりながら後ろの方からオペラでガン見。
夏フェスに合わせた爽やか＆日本曲多めのセットリスト🌞
映像映えするソヌやソンフンはもちろん、ステージだとニキのスタイルの良さ・ジェイクの雰囲気・ジョンウォンのカリスマが光る！そしてジェイも日本語頑張っている！なおヒスン大好きなのでお衣装似合っててアガりました。
▼最前でGABRIELLS！ちょい押したけど衣装もパフォーマンスもレリジャスでチャーミングな世界観でみんなを魅了。予習でハマってたぐるぐるダンスもできて満足。
▼チラ見のCornelius。ちょうど気になってた「Audio Architecture」が聞けて良かった。その日その場に臨機応変に対応していく即興性のあるライブとは真逆のステージ、こういうのも格好良いね。
▼マウンテンステージのうしろで寝転がりながらHONNE。牧草を食みそうな優しいボーカル（MCも綺麗）とメロウであたたかい曲が好み。スピッツ好きな人ならおすすめ。通勤とかで気軽に聞きたいリスト（こういうことでもないと増えない）に追加だね。
▼新星のWET LEG！女性ボーカルのバンドが今回（令和？）多くてうれぴ。予習してた曲も聞けて良かった。
▼疲れたしマリンの席も取りたいけどやっぱ一応見ておく？？でしぶしぶ向かったビーチステージの星野源。めっっちゃ良かった……日本のミュージックシーンのライブパフォーマンスクオリティを担保してくれてありがとうゲンホシノ……（ジェイコブコリヤーにトリを譲ったのも良いと思う。本当は最初ステージなかったもんね？）
バンドメンバーもヒット曲の多さもしれっとするコラボもやっぱりなんかいけ好かないのだけれど、意外なほど謙虚で物腰柔らかな人でごめんてなったし、セトリも良かった。地獄でなぜ悪い・SUNからぶち上げて、ドラえもん裾野の広さを見せ、不思議～くだらいの中に～Pop Virus～Ain't Nobody Knowの怒涛の染みる系ソング。
夜の海を見ながら波打際でくぐもった生音を聞く良さ！ビーチならではよ～～。
▼そして、blurに駆け付けたら、自分のいた30分でちょうど「Song 2」と「Girls and Boys」をやってくれたので私はフェスの神に愛されている。超ブリットなMC、スタイリング、映像演出、く～～となった。そして夕方は涼しくて有難い。
▼おそらく好きと踏んでいたJacob Collier、直観は確信へ。面白い声なのよね。とにかく音と楽器と戯れる天才。
MCがほんと変人で最高だった。
"Hi my name is Jacob Collier. What's yours?"
（待つ。騒ぐ観衆）
"I see!"
って。ふつう聞き返すか？そして返答は聞こえたのか？なんなんだ！
そして
"Would you mind if the next song gets a little bit funky?
（待つ。騒ぐ観衆）
”okay, in that case!"
って。煽りとかじゃなくてほんとに嫌がったらやめそうなくらい丁寧に聞いてるのに絶対やめなそうなの良すぎ。
本人のほぼ音楽だけを通じて世界を見ているであろう偏りまくった才能の様子が好きでした。
▼サマソ2丁目。途中で「アラサーだって踊りたい」のおどおじさん達を見かけて、ステージの場所を突き止めた（公式の案内が手薄すぎる）。
せっかく泊まりだしドラァグクイーンも好きなので帰らずに参加。全員ステージが安定感あってディーヴァで大興奮！！レビールもデスドロップもあり大満足。ドリアンさんのプロデュース力に感服です。来年もやって欲しい！
初日まとめと宿泊
元々観たいものが多すぎて苦渋の取捨選択をした日だったけど、かなり効率よく良さを摂取できた気がする。
前と比べ物にならぬほどキャッシュレスで楽ちんだったなあ。年々気温は上がってるけど…お洒落で可愛いアジア系の客層が多かった。
アイドル系みたいに絶対ライブ行けないけど生で観たいアーティスト、あとソロ行くほどか分かってなかったけどやっぱいいなってなったアーティストをたくさん聞けた日。ちな星野源見てやはりこの時代の人間として宇多田ヒカルと米津も行きたくなった。
宿は市川塩浜駅のビジホ。ほぼ全員フェスの人。
速攻でめちゃくちゃセルフケアして、夜も快適に寝れました。朝は中華でちょっと重かったけどまあよし！お世話になりました。
【TOKYO DAY2】ちょこっと感想メモ
▼NOVA TWINS
小さい頃から仲良いの可愛い。ベースとボーカルなのも珍しい。
ベビーメタルもエヴァネッセンスもいるしメタル勢が目立つ日。よって圧倒的みんなの服の黒赤が面白すぎ。
▼LΦREN
カリスマ韓国クリエーター。思っていたよりMCがダウナーで希死念慮系。でもステージは憑依系。みんなもっと盛り上がって良かったと思うけどもしかしてファンは崇拝系なのかな…？系。
▼カラコルムの山々
出れんの！？サマソニ枠。AND THE FREITのポムッとしたポテトを買いにSpotifyステージにいたらものすごい宗教みたいな謎のバンドが始まったからなんだか吸い寄せらるように近くへ。
ポエトリーリーディングみたいなリリックとサイケっぽいサビが特徴？変拍子ばかりで曲の構成も初見殺し。でもなんかイイ！メンバー構成も珍しいしボーカルのご尊顔を拝みたくなってほぼ最前へ移動。結局最後まで全部聞いた。
「第三の目から大仏ビーム」とか、え今なんて？？て感じでツボだった。
きっと高学歴大学のバンドサークル出身の仲間だろうねとか、曲を作っているのはあの人だろうとか偏見で考察をした末、答え合わせして、SNSもフォロワーしました。ボーカルの方は作品の厭世的な印象よりもしっかり陽キャな気がする（違うかもしれない）。
出会う訳なかったご縁こそフェス。つまりこの人たちこそフェス。感謝。
▼ももいろクローバーZ
10年ぶりくらいにフェスで観た。心なしかメンバーが1人減っている…。
そしてもものふは、やっぱり汗を沢山かいている。
ちょうど、ココナツが聞けた。れにちゃんがむばれ！
▼THE SNUTS
名前が覚えられなくて友と「ぺちっとず」と呼んでいた（謎）。
この日千葉に集まっていたブリットロック好きがみんな吸い寄せられていて面白かった。ギターの音作りはお手本のブリット、アレンジはちょっとシティ？でボーカルが結構特徴的。安定の枠という感じ。
▼ao
お手洗いに並んでいる間に2曲くらい聞かせていただきました。16歳て。これからも頑張ってください。
▼KIDS RETURN
うわ～～フランスぽい～～ロゴが今度のウェスのアステロイドシティみたいだし。曲は英語。媚びない世界観全開。今年は英語圏以外のバンドもたくさん見れるのいいな。
▼WILLOW
激スタイル良い。そして激うま。趣味よし。売れ線ど真ん中という感じ。なのにいい子！
▼MASIE PETERS
かわいい～～もう自分がJCJKだったら超ピンときまくっていたと思う。なぜならテイラースウィフトだから。いやもちろん違うんだけど。好きな人は絶対被っている。エモーショナルで等身大だけど圧倒的に可愛いブロンドのティーン代表（本人はたぶんその少し上）。多幸感溢れる笑顔をずっと見ていたいね。
▼Original Love
”あの曲”聞きたさにビーチへ。あっちぃ。でもほかの曲もいい。やはりこの眉毛のおじさんは歌が上手い。末永くお幸せに。
ちなみにビーチステージでは45リットルのゴミ袋があるとどこでも座ってチルく聞けるのでとても便利です。
▼CIMAFUNK
本日の出会い！期待以上に最高にゴキゲンだった～～どこにいたの？ってくらいラテンで陽気な人たちが砂浜に集合し、ほぼ海外旅行の気持ち。みんなが求めていた開放的で陽気な夏が圧倒的に到来。MCめちゃスペイン語で全然何言ってるかわかんないけど。グッジョブすぎる。
▼SOL
リアムを良い席で観たくて行ったけどソルさんの鍛え上げられたフィジカルと磨き上げられたカリスマ性にほだされました～
いやあ正当なナルシズムというか…人に見られることの王様って感じの人だった。たゆまぬ努力がオーラとなって匂い立っている。
でもマリンで踊る人は熱中症まじ危険なのでケアです。
▼Liam Gallagher
来ましたお目当て！！！ハマったときには解散していた悲しい世代ですが、ノエルも見たのでこれで合体させて体内でoasisを生成させていただきます！！
もうサウンドチェック1音目からあ～～～きた～～～～～って感じで泣きそうになった。やっぱり押したけど。そして変な絶対暑いシャカパーのリアム。態度あんまり良くないです。日本人に全然優しくないMC。でもいいです。客席全員が青春を取り戻しているので。
morning glory, stand by me, wonderwall, champagne supernovaなどもやってくれた。
ノエルのときは「作ってるからまあ歌うよね」と思ったけどリアムはリアムで「歌ってたからまあ歌うよね」と思うね。どちらも良いです。
スタジアムいっぱいの観客、後ろに手を組んだリアム、夕暮れから夜に移ろい細い三日月が眩しくなる、ああ幸せだなあと。行って良かったです。
▼Kendrick Lammar
友達のお目当て。この日はAwitchやちゃんみなもいるし、ヒップホップ勢も多い。そして当然みんなここに全力。いや1.7万円のチケットこの人の70分ライブだけで十分説あるよね。
ヘッドライナーとは思えないセットのシンプルさ。本人もシンプルなセットアップで棒立ちスタイル。なのに迸る覇者の風格！すっごい格好良かった。曲ほぼ知らないし流石に歌詞が聞き取れないから内容分からなくてもどかしかったけど、それでも良かった。
一番の発見はステージの演出が素晴らしいこと。ダンサーのパフォーマンスがかなり演劇的で、前衛的なパフォーマンスアートの様。これはいいなあ。見たことがない感じで、また見たい感じ。有識者に今度教えてもらいたい。
▼Night Tempo
まさかの早見優登場。ミラーボールみたいなドレスで。サービス精神ありますね。なんか可愛い女の子たちも歌ってました。DJだったらもっと帰りがけのステージにしたらいいのにと思ったけど生歌結構あるんだね。ちょろり拝んで、2日連続で美味しいカフェラテを飲みながら帰りました。
2日目まとめ
お目当てが少ない分いろいろ新たなところをつまみ食いさせていただきながらたくさん見識を広められた。初日に比べて暑い時間帯にメッセの方にいたのも良かった。山々とシマファンクが出会いだったかな。帰りの電車は相変わらず地獄でしたが月曜に有休をとっていたので最強でした。
過酷なサマソニの攻略コーナー
都市型フェスなのでフジロックの様な重装備は要りませんとか言うけども…個人的には冷房ガンガンのメッセエリアといちいち往復する激熱海岸沿いのサマソニも十分大変だと思いまする…。
おすすめサマソニごはん
メッセの売店の冷麺：ちゅるりと塩気と汁気と冷たさと辛さが有難い
ビーチステージのカフェラテ：なぜこんなに上質な甘さの乳が染みるのか
パピコ：いろんな味があるしポパイのほうれん草みたいにHP回復する
おすすめ便利グッズ
公式アプリ：自分だけのタイスケからリアタイの便利通知までかなり快適
冷感タオル：アリーナでこいつに命を救われた。待機の時に首を守れるしぬるくなっても日除けになる
日焼け止めスプレー：塗りなおし回数が多すぎてだるいので
パックとオロナミンと湿布：とにかく初日夜は回復に努めるべし
おわりに
とにかく気の知れた友人（音楽趣味、知的好奇心、体力、膀胱の弱さがシンクロしており、疲れのサインや長期戦のときの傾向も長年の旅行経験などから把握している、かつ当たり前の様に自己管理と相手への気遣いが出来る）と行けているのでまずプライスレスの有難さです。
お目当てのステージに心満たされ、偶然の出会いに目を輝かせる。
そして同じく音楽を愛する10万人近いひとたちと過ごす夏の週末。
ああいいですね。体力が許す限りやっぱりこういうのは突っ込んでゆきたいなと思いました。ではでは。