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チームってなんだ。マネジメントってなんだ。リーダーシップってなんだ。

こんにちは、塚本です💪最近はいやいや筋トレをしています💪

この記事はHITO-Link CRMグループで運営しているメンバーブログ「クルムマガジン」用です。

いつもの機能アップデートのnoteとは違い、チームやプロダクトの裏側についてブログを書いていきたいと思います💪

ちなみにこのメンバーブログを始めた目的としては、

【個人】日々の仕事を少しでも工夫して楽しく刺激的にはたらけるように
【プロダクト】応援されるブランドをつくるために

とおいていますが、まずは発信すること自体を楽しいと思えたり、文章にすることで自分やチームやプロダクトと向き合えるようになれればという裏目的もあるので、テーマをがっちり固めたりレビューを入れたりはせずメンバーそれぞれ好きなこと書いていい、ということにしています。

実際にここまでみんな好きなことを書いてくれています。
(別に冒頭ボケろという指示は出していない…)

1.チームの前提

一つのグループの中に、エンジニア、デザイナー、PO(プロダクトオーナー)、Biz、PdM(プロダクトマネージャー)、がいるチームです。

(所属しているパーソルプロセス&テクノロジーという会社の中では、BizDevを分けずに一緒のグループで運営しているのは少し珍しいです。)

一応、私はPdMとして事業を、マネージャーとして組織をなんとかするのが役職的なミッションなのですが、私がワンマンで引っ張っていくようなチームではありません。

(というかチーム内で私が1番いじられています。心から何故。)

各メンバーが各領域のプロとしてチームが成り立っているので、事業・プロダクト・組織を良い方向に導くためであれば、みんな容赦なく言うべきことを言います。

今回は、チーム力マネジメントリーダーシップの関係については少し悩み思うことがあったので、テーマにしたいと思います。


2.1リモートワークで気づいたチームの弱点

コロナウイルスの影響もあり、会社として今現在もリモートワーク推奨中です。

ちなみに私たちのチームは会社から「リモートワークで!」と言われる前の3月から完全リモートワークへの移行を始めました。

今現在も継続中なので、約6か月は全員でオフィスに揃って仕事はしていません。

リモートワーク中のチームの様子は、1か月半だけジョインしてくれた藤原氏がこちらのnoteにまとめてくれています。

具体的な仕事の進め方は田中氏がシンプルの向こう側レベルでまとめてくれています。

社内外から「楽しそうだよね!」「いいチームだよね!」と言われることが多いのですが、中にいる身からするともちろん課題も多いです。課題だらけで盛り上がっています。

リモートワークに移行して、今まで見えていなかった、我々のチームの弱点も同時に見えてきました。


2.2.感情がわからん問題

リモートワークになるとSlack上のコミュニケーションが8割以上になりました。チャットコミュニケーションの文化は元々あったものの、「文字」だけではその発言の背景にあることや受け止めた側の状態がわかりづらいと感じるようになりました。

そこで安易な解決策ですが、Slackのスタンプを量産しました。

「こんなコミュニケーション、反応が増えるといいな」ということを考えながら夜中に50個くらい一気に追加したら次の日スタンプテロだと騒がれました。

結果、チャットでもメンバーの感情を把握しやすくなったのでGoodです。

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ちなみにスタンプのネタは個人的に参加しているbosyu cafeというコミュニティからたくさん拝借しました…!

もちろん、複雑な問題やディスカッションが必要な場合はチャットだけではなくすぐにテレビ電話をつなぎます。


2.3.チャットコミュニケーションが流れてしまう問題

次に、チャットコミュニケーションが増えたからこその問題が起きました。それは「Slackで情報が流れすぎて見逃す問題」です。

デザインや仕様の相談・レビューががんがん飛んでくるのですが、顧客対応や他業務に追われると確認しなきゃいけなかったものがどんどん流れていってしまう。決めなきゃいけなかったものが決めないまま放置されてしまう…ということが起きました。

これは情報の受け手として、流さないよう、忘れないようブックマークしたり自分自身にリマインドかけるようにする習慣化が必要です。

そして情報の発信者も、「どうすれば見逃されないか」を考えて、万が一流れてしまってもそれは悪意ではなくただ追い付いていないだけなので「めげずにリマインドする」ことをルール化しました。

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塚本はたまにケツ叩きマシーン化します。逆にケツ叩かれることも多いですが。


2.4.振り返り・フィードバックの仕組み

これはリモートワークとは関係ないのですが、とにかく毎日追われているので「振り返り」の時間をしっかり確保して仕事の進め方をチームとして定期的に見直す必要があります。

そこで、こちらのnoteで紹介されている”Shooting Star”という手法をほぼそのまんまパクらせていただき、Sprintごとに振り返りの時間をしっかりとることにしました。

目的
1.立ち止まって考える機会を作る
2.チームでもっとうまく仕事ができるようにする
3.全員がプロダクトの未来を考えられるようにする
期待すること
 # チームの成長
チームメンバーの関係性を深め、相互作用の質を高める
# プロセス改善
少しでも改善し、やり方の質を高める
# 仕事の棚卸し
やらなくて良い仕事を辞め、成果の質を高める
AGENDA
"個人振り返り&プランニング"
 # 自分の状態を把握する
1.今の状態を天気で表す
2.なぜその天気なのか書く
# 天気をより良くするためにやれる事を考える
- keep doing? - 続けるべきこと
- do more of? - もっとやるべきこと
- do less of? - もっと減らすべきこと
- start doing? - 始めるべきこと
- stop doing? - やめること
- next action - 各項目から1つずつ選ぶ
# 他のメンバーからコメントをもらう

"チーム振り返り&プランニング"
 # 事業について
1.業績を共有する(事業)
2.受注予定を共有する(マーケ~営業)
3.顧客状況を共有する(CS)
# プロダクトについて
1.利用状況を共有する(ASIS)
2.中~長期の開発計画を共有する(TOBE)
3.次スプリントのリリース予定を共有する(GAP)
#開発について
1.Keep
2.Problem
3.Try

”パワーアップ” 
# 気になっていることを話す
# チームとしてやってみたいことを話す
# チームとしてやめたいことを話す

特に「やめるべきこと」「減らすべきこと」を各人が考えるようになったことはとても良いと感じています。

振り返りをすると「もっとやるべきこと」ばかり追加してしまいがちですが、「やめるべきこと」を決めていくのはとても生産的です。


3.組織力 -マネジメント360°サーベイ

もう少し深掘った話をします。

7~8月に、メンバー・MGR本人が組織(そしてMGR)に対してのサーベイを実施しました。

「チームが今抱えている問題や今後直面するであろう課題を踏まえた、今後1~2年の間で最も重要だと思う領域はなにか」という問いに対して、回答が多かったものは、以下でした。

・ビジョン、戦略、挑戦すべき目標などのゴール
・組織や組織能力(組織体制・役割分担、組織としての強み・武器、仕組みなど)
・グループ・組織としてのチーム力やチームとして物事をやり遂げること

コメント抜粋は以下。

- 少人数低予算で成果を出すためには、最も重要な施策を一つずつやり遂げることが存続につながる。だからこそ注力すべきポイントを明確にし、リソースを集中させ、個人で優先順位を的確に判断できるようになる必要がある。
-様々なことにチャレンジすることも大事だが、目的や検証方法を決めずに実行してリソースが無駄になることは避けたい。
- 個人が成長しチームの何かに貢献できている実感が持てると、さらなるスキルアップのモチベーションになる。
-都度都度認識合わせられているものの、状況の変化が目まぐるしいので、今の理解で正しいんだっけ?という不安は常にある。
-組織としての仕組みとかが別に整っているわけではなく、少人数で互いによく知った関係だからうまく成り立っている部分がほとんどだと思う。組織を拡大していくときに今のよいチーム文化を保ちつつスムーズにスケールさせていくことためには、あらかじめ作戦を考える必要がある。
-単純なマンパワー不足や個々人のスキル不足で求められているスピード感に足りてないなという感覚がある。
-1人が様々な業務を掛け持ちし、その業務が属人化しており、何かあった時にリカバリーが出来ない状態になっている。

etc...

組織として拡大を見越して強くならなければならない分岐点です。会社からリソースをちゃんともらえるようにすること、一人一人が成長しチームとしてより物事をうまく進められるような仕組みを創る必要があります。

-チームとして動き、課題を解決する仕組みをつくる
-効果的な役割分担、一人一人の責任範囲と達成すべき目標を明確にする
-マネージャーやメンバー間で、結果・成果を求める

チームとして、どう強くなるか。
チームとして、どう成果を出すか。
チームとして、どう価値を生み出すか。

課題を正しく認識できればあとは具体的に解決する仕組みを考えてdoするだけなのでdoします。

(ちなみに私の下期の裏目標は「脱塚本化」です。)


3.1.マネジメントってなんだ。リーダーシップってなんだ。

マネジメントってなんなんでしょう。
リーダーシップってなんなんでしょう。

今まで多くの研修で、著書で、色んな偉い人が教えてくれました。

組織によって人によって定義やベストな在り方も違うと思っています。

私の中で今このチームなりの定義をすると、

リーダーシップは、組織の構成員全員に必要なスタンスであり、他者の内発的動機を引き出して成果を最大化させる力。この人と一緒なら頑張れそうと思われる力。
マネジメントは、組織を効率・効果的に運営するためのロールであり、ルールをつくり運営することで組織メンバーの能力を最大化させること。

です。

良くも悪くも、私は自分の想定よりちょっと早くマネージャーになってしまっている気がします。

「マネージャーってなんやねん必要なくない?」とかツンツンしてたのに。

人間としてもビジネスマンとしても未熟なので、自分のマネジメント力やビジネス力が及ばないことが多く、もどかしさを感じることも多いです。

が、冒頭お伝えした通り、このチームはプロで組成されています。

そもそも誰か一人に依存する必要はない。

ひとりひとりが他のメンバーをエンパワーメントして、お互い一緒にはたらくことによっていい作用が生まれ続ける、そんなチームが素敵やん、と思うので、そんなチームにしたいです。


おわりに -やっぱり大切にしたいこと

このメンバーが、今、ここで、一緒に、一つの目的と、目指すべき目標に対して、一つのチームで仕事をしていることは奇跡であり、一生続くことはないですし、刹那だと思っています。

今日当たり前なことを、明日もできるかわからない。

だからこそ、「はたらく楽しさ」は「チーム全員で」つくりたいし、いつ何が起きても後悔しないように一日一日を丁寧に生きたいなーと思います。(とか言いながら今日もあっという間に一日が終わっている問題で白目)

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まあでも・・・

まずは!

まずは!!!

まずはーーーーーー!!!!!!!!!!

HITO-Link CRMを爆発的に成功させることですね!!!!!

今回はチームに寄せた話になってしまったので、次はプロダクトが目指すところなどを書きたいと思います☺

毎週誰かが更新するのでよかったらマガジンもフォローしてください☺

こんなチームが頑張っているプロダクトが気になる方は是非こちらから☺テヘ


パーソルプロセス&テクノロジーってどんな会社だ?という方はこちらから☺


おわり!


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塚本 ひかり
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