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タレントプールってなんじゃらほいという話

サムネの季節感の無さ。。

こんにちは、HITO-Link CRMの塚本です。

鬼滅の刃占いでは胡蝶しのぶタイプらしいです。「蝶のように軽やかに舞って毒を仕込んだ細い刀で仕留める」らしいのでご注意ください。


さて、HITO-Link CRMチームのブログ、塚本のターンがまわってきました!
(本当は…木曜日に…更新する…はずなのに…ごめん…なさい…)

チームブログの紹介

今ターンのメンバーのブログを読むと、今一度自分自身や仕事について見直す時期なのかなーと思います。

自分が立てた目標とたたかうしもしも

一人ABDをする三浦氏(もはやABDではない)

一人暮らしはじめてニンニクとカイゼンにはまる近藤氏

打倒無駄な残業時間、田中さんっ子な日高氏

※ココに田中さんのブログも載せる予定だったのですが遅延中🚙

今回は、タイトルの通り、
概念としてはググればいくらでもでてくるようになった「タレントプール」について、HITO-Link CRMを開発していく中で分かってきたことを御伝えしたいと思います。

そもそもタレントプールとは

このコラムの中で解説していますが、

人材をプールすることを「タレントプール」とも呼びます。タレント「才能」をプール「蓄積」しておくことで、必要なときに必要な人材とコンタクトを取れるように準備しておく人材のデータベースです。


企業側から見たメリット

企業にとって人材をプールするメリットは、採用活動の効率化に役立つ点にあります。求人広告費を抑えられるなど、採用コストを削減できるのも利点です。

従来の採用手法では、全く知らない人材を書類と1~2回の面接だけで見極める必要がありました。しかし、人材をあらかじめプールし継続的なコミュニケーションをとって相互理解ができていれば、既に優秀であることや人柄を理解した状態で選考することができるので、本選考にかかる工数を削減することができます。

また、応募を受けた時点ではタイミングが合わず、採用に至らなかった人材も、事業拡大や増員計画に合わせて再びアプローチすることも可能です。
企業側から見れば、自社にマッチした人材を採用しやすくなる、採用コストが削減できるなどのメリットがあると考えられます。

で、メリットがありそうなのはなんとなくみんなわかってるんですけど、

優秀な人材をプールするには、積極的に運用していく姿勢が重要になります。数と質の両面を重要視し、バランス良くデータベースを構築していくことが必要です。

これが難しいんですよね。

我ながら、おいおい簡単に言ってくれるなよ、と突っ込みたくなります。

そもそもなんでタレントプール必要なんだっけ

一つは、自社独自のデータベースをつくれると、一定の外部環境や採用サービスの変化に左右されずに、採用の質・タイミングをコントロールできるようになります。

採用、つまりは自社の組織づくりのハンドルをちゃんと自分たちで持てるようになるということです。

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二つ目は、長期的に見て、採用、その中でも特に「出会う」ためにかかるコストを抑えることができます。

というか、今、採用目的で人に出会うためのコストかかりすぎなんですよね。SNSやブログを見てくれた人、イベントに参加してくれた人、タイミングが今じゃなかった人、退職した人。一度どこかで出会った人にもう一度出会うためにお金払うぐらいなら、関係を紡ぐためにコストをかけるほうが仲間になったときにいいインパクトをもたらしてくれるはずです。

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どんな企業がタレントプールつくったほうがいいのか

この半年間でご相談いただき、タレントプール運用を始めたニーズ例です。

・優秀な転職潜在層を採用するための自社独自のデータベースをつくりたい
・グループ全体でDX人材向けに採用ブランディング活動をして各社にタレントを共有したい
・人材紹介以外のチャネルをつかった採用手法を確立したい
・現場(事業部)主導でリファラル採用を進めていきたい
・meetup(イベント)に参加してくれた潜在候補者を応募・採用までつなげていきたい
・大学生アルバイトを新卒採用につなげていきたい
・退職者をアルムナイとしていつでも連絡ができる状態にしたい

なにから始めればいいのだろうか

実際にHITO-Link CRMの導入時にお話ししていることは、

1. 前提の整理
 1.目的の設定
- 何のためにタレントプールを運用するのか、目的の言語化(共通認識化)をしましょう。

 2.採用ポジションの明確化
- どのポジションを採用するためにタレントプールの運用をするのか決めましょう。(重要度×緊急度×従来の採用チャネルでは採用が難しくなってきているポジション)

3.体制の明確化
- どのような体制でタレントプールの設計・運用を進めていくのか担当を決めましょう。

4.流入チャネルを決める
- どの流入チャネルからタレントを登録するか決めましょう。

5.目標の設定
- 半年、1年、3年…でどのような成果を得たいか決めましょう。

2. 運用の設計
1.パイプライン・コミュニケーションプランの設計
- タレントが登録された後、どんな情報を届け、どんなアクションをするのか設計しましょう。

2.データ蓄積項目の設計
-どんなデータを貯めていくべきか決めていきましょう。

3.必要なコンテンツの準備(企画)
- どんなコンテンツがあればパーセプションチェンジを起こせるのか決めていきましょう。

この、前提のすり合わせと運用設計ができてから、どのツールでどうやってやるのがいいんだっけと思考するのが順番としては正しいと思います。

タレントプールのTipsはまだまだ少ない

現状タレントプールは、
・実践されているけどまだ成果が見えていない
・成果が見えているけど体系化できておらずTipsがない
・Tipsあるけど社外に教えたくないので公開しない

のかなと思います。

ただ、感じるのは、どの企業も経験がない新しい領域なので自分たちだけで実践するのが「難しい」領域なんですよね。

だからこそ、色んな企業と一緒に挑戦してこの領域のベストプラクティスを見つけていきたいですし、一人でも多くの人事の方に「理想だけどできない」から「理想だからやる」と思ってもらえるように、プロダクトと事業を成長させていきたい所存です。

HITO-Link CRMチーム気になるぞって人!

この下期も、来年以降も、どんどん組織拡大していく予定です💪
(というかこのままの組織だとビジネスのスピードに追い付かない…白目)

なので、いつか一緒に働いてみたら面白そう…と思ってくれる方がいらっしゃったら下記どこからでもいいのでご連絡ください~!



AorBの選択じゃなくていいよね

これは塚本個人が思うことで、

もう、別に、「転職するぞー!」って気合入れてから情報収集しなくていいんじゃないかと思うんですよね。

いつだって、自分の人生、自分のキャリアに向き合っていいはずなんです。目の前の環境や関係だけにとらわれなくてもいいはずなんです。

クイズ番組のファイナルアンサーのような緊張感でAかBを選ばなくてもいいし、AとBのいいとこどりをしたCという道を選んでもいいわけなんですよ。

転職活動をする前から企業と個人が出会い、
継続的なコミュニケーションでお互いの理解・共感を高めることで、
ミスマッチのない採用・転職が実現できる。

はたらく仲間探しが、ずっと、ゆるく、しっくりくるものになる。

そんな世界にしていきたいなーと個人的に思う次第です。

定期的にHITO-Link CRMもアップデートしているので、是非こちらのマガジンもフォローしてください☺

では、美味しい日本酒を飲みに行こうというお誘いお待ちしております!

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塚本 ひかり
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