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写真月記 2023年夏から冬へ

こんにちは。
実家のある関東から秋の空気を感じられるようになったと便りが届きました。皆さんの地域はいかがでしょうか。

北海道は9月に入ってから湿度が急に下がり、40%前後の日も増えて晴れた日の昼間はカラッと暑く、過ごしやすい日が続いていました。
フリースやダウンを着ている方も見られるようになりました。
朝晩は足元が冷えるようになって、長袖を着て毛布をかけても寒くて目が覚める日もあり、そろそろ厚手の布団をかけようか、早くも電気式毛布を出したほうがいいかと考えているところです。
つい最近、長袖から半袖になって身軽!と思っていた気がするのにやっぱり北海道の夏は束の間。また肩凝りの季節がやってきます。。

昨年末から書き始めた「2023年 写真月記」。
これまでひと月ずつ綴っていましたが、束の間に過ぎていく季節に追い越され、とうとうクリスマスケーキやおせち料理の予約が始まっているのを目にするようになってしまったので、8月から12月までの5ヶ月を一気にその月に撮影したフィルム写真とともにまとめることにしました。

ひと月ごと、短い写真月記にしたのでよかったら読んでいってください。

8月

海と空とがグラデーションになるひまわり畑。

ひまわり畑のすぐそばに駐車場が完備されているのですが、ダートな道が苦手な夫の提案で他に車を停め、汗をかきながらここまで坂道を歩きました。
写真を見ていただくとお分かりの通り、めちゃくちゃ良いお天気のカメラ日和=めちゃくちゃ暑い日。
歩くのが好きな私も夫の提案に「え?」となったけれど、坂道の途中にも綺麗な花が咲いていたし、この絶景が広がると歩いてきて良かったと思えました。

9月

北海道に住んでから、あまり見かけることがなくなった彼岸花。

市内のお寺さんに毎年咲くのを知り、昨年初めて見に行きました。
以前も同じようなことをnoteに書きましたが、幼い頃から当たり前のように道端に咲いていた花が、住む場所が変わるとそこでは珍しい花になる。

小樽へ行ったとき、朝の散歩途中に街の中を流れている川の袂で
ナナカマドにかかった蜘蛛の巣がキラキラしていました

七竈(ナナカマド)も北海道に来てから知った植物。街路樹になっていたりするので、かなり身近な存在です。
ナナカマドというと赤い実を思い浮かべるかもしれませんが、初夏に咲く白いふわふわした花もとっても綺麗なんですよ。

10月

北海道が秋色に染まる10月半ば。
黄金色に染まる北海道大学の銀杏並木が見たくて札幌に一泊することにしたのですが…
雪虫が大発生しているニュースを見たのは私たちが行く1週間前。

1週間も経てば少しは落ち着いているよね?
なんて、本当は不安でいっぱいなのに楽しみを奪われたくない一心で夫に何度も確認する私。もちろん、そんなこと夫が知る由もなく。

一昨年は紅葉に少し早かったので、黄金色に染まった風景を楽しみにしていたのに、結局雪虫の大群に遭遇し、2日間ほとんど車から降りることなく、車窓から紅葉を楽しむことにしました。
残念。。

遠出をする時、行きと帰りにいつも一休みする場所があります。
少し小高い場所なので、広場や噴火湾が一望できる場所。
時間がある時は、カメラを持って花壇や白樺の下の散策路を歩いたり景色を眺めるのが旅の途中の楽しみでもあります。

こちらも決まって途中に立ち寄る場所の一つ、喜茂別にあるドライブイン。
イートインでゆっくりしたり、パンとコーヒーをテイクアウトしたりします。すぐ裏が公園になっているので、車の長旅で固まった体を解すのにぴったり!

吸い込みそうなくらいの雪虫に旅気分が満たされないままでしたが、帰り道に楽しめたので行ったことに悔いはないです。笑

11月

8月から風に揺られ始めるススキがふわふわな姿になりました。

ドライになって良い色に変化した大きな紫陽花。
夏に行った洞爺湖の水の駅で見つけました。
お野菜の直売コーナーに、わさっと3本くらいが1束になって並んでいて、お花屋さんに並んでいる紫陽花に比べると凄く自然で普通にお庭や道端に咲いている感じ。
ボリュームといい、色合いといい、お庭に咲いているような姿もまた良くて。お値段も理想的だったので迷わず購入しました。

12月

年末年始に神奈川の実家へ帰省をしました。
年末年始の帰省は4年ぶりくらいになるかと思います。

帰省の1日目は横浜に宿泊し、2日目は朝早めに宿を出て鎌倉へ。

以前一人で行ったカフェへ夫を連れて行きたいと思っていたので、そちらで朝食をいただいたあと、由比ヶ浜通りを歩いて長谷へ向かいました。

まだ秋の色をした葉っぱがちらほらと残る長谷寺の境内を歩いていると、小さな池に綺麗な鯉たちが泳いでいるのを発見。

横浜に住んでいた頃は年明けではなく年末に鎌倉の鶴岡八幡宮へ一年のお礼参りへ行っていました。
この日は江ノ島へ向かう予定だったので、途中の長谷寺でお礼参り。

年末だというのに、春を感じたくてウィンターチューリップを見る為に江ノ島へ行きました。北海道でチューリップが咲くのは4ヶ月後ですからね。だいぶ春先取りです。

長谷寺ではわずかにしか咲いていなかった蝋梅も、江ノ島には綺麗に咲いていて、早い春の花を写したかった心が満たされました。
北海道に戻ったら、しばらくは雪の世界。

ここで見た風景が凍てつく冬の間、溶けずに気持ちをポッと暖かくしてくれるはず。そんな想いで締め括った年の瀬。

2023年の写真月記はこれでおしまいです。
ひと月ずつをもっと簡単にまとめたいと思いながら始めたのですが、書きながら色々思い出しては詰め込んでしまって、随分と時間を要してしまいました。
今度書くとしたら写真中心に3行月記くらいにしたいな。笑

12ヶ月を読んでくださりありがとうございました。

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