短期的開店休業
コロナが終わりそうな冬の終わり、勢いあまってタロット占い師を始めました。
場所は西荻窪「ことビル」さん。
私自身タロット占いは長年親しみがあり、始めたきっかけ「相談したいけど、聞くのがはばかられるなあ、誰か相談したい!」と言う理由から。
母は心配症だし、友人に心配かけたくない。と言う気持ちが強かった事と、タロットを始めた当時は今のような「こころに優しくしよう」と言う風潮も無かったのでちょっとした優しさというか、逃げ道を求めていたのかも知れません。
春から西荻窪という土地で占わせていただき、沢山の方にお会いさせていただきました。
とにかく修行を終えて、出店を急いでいた私に「何を大切にやっていくのか考えないと」とオーナーの方にアドバイスをいただいた事は、お金をいただく重みやお客様の気持ち、自分を見つめ直すきっかけになりました。またビルにいらっしゃる運営の皆様の温かさや、強さは私が自信を持って「ことみせ」を営めていたと感じています。
時を同じくして、長く勤めていた会社を退職し5月から新しい会社で働き始めました。ここずっとコロナ禍の間テレワークだった生活から、通勤や顔を見ての関わりが戻った事で新鮮な気持ちにもなりながら、不安や気疲れも。
ちょっと悩んで自分を占ってみましたが
「なるようになる」
としか出なくて、ちょっとびっくりしながらも「だよなぁ…」と環境適応に四苦八苦し、その中でも楽しく笑ったり、顔を見て「大丈夫?」とか「元気?」「ありがとう」というちょっとした声かけのキャッチボールを楽しむ毎日を過ごし始め早1カ月。早いっ!
出店の予約を入れて、やっぱり出来ない…と今月は出店を渋っています。
一番の原因は、私自身をこの環境の変化の中で占っていて「この状況だけは、自分で決めていく事だ」「自分が変わらなきゃ」「自分の機嫌とりにタロットを使わない」といった想いがふつふつとわいて来て、ちょっと今カードに触れることをお休みしているからです。
占いとの向き合い方に迷いが生じた感じで、やはり暫しお休みしなければ…と思った次第です。先述の「何を大切にしていくのか」も曖昧なままなこともあります。ちょっと今月は職場環境適応と、占いへの向き合い方を考えるためお休みを頂いています。
皆様いつもありがとうございます。
関東も梅雨入りし、お天気が安定しない日々が続きますがご自愛ください。