AQUOS sense4 AQUOS sense5G の違いについて
今回は、「AQUOS sense 4」 と「 AQUOS sense5G 」の違いについて紹介します。
両者ともAQUOSの最新モデルで以下の一覧を見てもわかりますがスペックが非常に似ています。
そのためどっちにするか迷う人が多いので比較してみました。
AQUOSsense4 AQUOSsense5G
サイズ・重さ 148×71×8.9mm・177g 148×71×8.9mm・178g
ディスプレイ IGZO液晶 IGZO液晶
画面サイズ 5.8インチ 5.8インチ
バッテリー容量 4570mAh 4570mAh
ストレージ 64GB 64GB
CPU Snapdragon720G Snapdragon690G 5G
主なスペックの比較だけですが重さが1g違う程度で他に違う点は見当たりません。
実は両者の大きな違いは「5Gに対応しているか」という点だけなんです。
「AQUOSsense5G」は5Gに対応しているスマートフォンです。
これを踏まえながら、価格など異なる点を見ていきましょう。
・価格について
AQUOS sense 4 は 37224円(docomoオンラインショップ)、AQUOS sense 5G は 43200円(ソフトバンク直営店)と、6000円程度の差になっています。ただ、どちらの機種もハイエンドモデルといわれる高価格帯端末と比べてかなり安い印象です。
AQUOSとしてはお買い得、妥当な値段といったところでしょう。
・スペック面について
AQUOS sense 4 と AQUOS sense 5G は殆ど5G対応か否かの違いなので、今回は AQUOS sense 4 のスペック面を評価してみたいと思います。
画面は 5.8インチと大きめで、IPSディスプレイを採用しています。
IPSディスプレイは画面をナナメなど色んな角度から見ても正しく視認できるのが特徴で、テレビに強いSHARPのこだわりが伺えます。
この価格帯のスマホだと画面は期待できないことが往々にしてあるのですが、外出先でAbemaTVやNetflixを視聴する方には買いです。
また、IGZOディスプレイが導入されていますが、IGZOディスプレイはSHARPが世界に先駆けて量産化に成功した結晶性酸化物半導体で、従来の液晶より一層滑らかに鮮やかに表現できるのが特徴です。
バッテリーは、4750mAhで大容量バッテリーを搭載し一週間も電池が持つと言われています。これは高価な液晶ディスプレイを稼働させるために敢えてコストを掛けているものと考えられます。ここは個人的に高く評価するポイントです。
メモリはRAM 4GB, ROM 64GB と少しメモリ不足を感じてしまいます。しかし、AQUOSを使われる方がスマホにライトな層であることを鑑みると、スペックのマシン性能よりも、液晶ディスプレイや独自UIなどの利用しやすさに注力しているものと考えられます。
ただ、高いグラフィックを要求するゲームアプリなどを使わなければ十分に事足りる性能であると言えましょう。もし、ハイスペックな作業をしたい場合には別途ハイスペックタブレット端末を用意してもいいかもしれません。
画像や動画などはGoogleDriveなどを積極的に活用するのも手です。ROMが64GBといかんせん少ないので撮った写真や録音したデータをクラウド上に移動させることをお勧めします。データバックアップの観点からも、日頃からこまめに映しておくことをお勧めします。機種交換のときにデータ移行がとてもスムーズです。
また、SDカードスロットを搭載していてメモリを増やせますが、この時勢のスマホでSDカードに対応しているのは珍しいのではないのでしょうか? おそらく、AQUOSの売りである高画質ディスプレイでカメラで撮った写真を見てねということかと思いますが、SDカードの差し抜きの面倒さや紛失のリスクもあり、あまり活用はされないものと考えられるでしょう。
・通信機能について
AQUOS sense 5G の名の通り 5G通信が利用できることが通信機能における大きな特徴でしょう。
5G は従前の 4G通信と比べて数十倍の通信速度を実現しています。また、現在はまだ利用者数が少ないのでかなりの速さを体感できることでしょう。
また、料金プランも大容量通信に対応したラインナップとなっていることから、5Gにしない理由がないですね。
自宅利用なら、光固定回線代わりになるぐらいに速いもので大容量プランが揃っています。数年前では考えられない程に恵まれた通信環境を手に入れることができるのではないでしょうか。
・認証や防水防塵面について
指紋認証、NFC, Felica に対応しています。Felica はおサイフケータイやモバイルSuicaに使われる技術でソニーが開発しました。
Felicaは、多大なエネルギーを消費しますが、大容量バッテリーを搭載しているので電池切れの心配もいらないことでしょう。
防水防塵IPX8 設計になっており、iPhoneを除いたスマートフォンでは標準的な搭載設計となっていますが、地味に嬉しいポイントでもあります。
やはり、急な雨やレジャーなどで防水面は必須です。
・AQUOS sense4 と AQUOS sense5G のどちらを買うべきか?
結びに、sense4 と sense5G のどちらを買うべきか?ということについてお話します。
私が購入するとするならば、ずばりsense 5G一択です。正直、sense4とsense5Gの性能面では大差がなく、5Gを使ってみたい!という私的個人の考えもありますが、 時代の波に乗るならsense5Gを勧めたいです。
おそらく、そう遠くない時期に 5G端末が一般的になり 4G端末は淘汰されるものと考えられる為です。
3Gに関していえば、既に大手キャリアで段階的な停波が予告されていますし、4Gもその流れを汲むことは間違いないでしょう。
あなたもぜひ、5G通信を使って豊かなディジタルライフを手に入れましょう!