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HIKARiSAS FOOTBALL FREAKS vol.5 加藤凜

初めまして!
慶應義塾大学経済学部1年の加藤凜です。

小学校1年生の頃からサッカーを始め、ほぼ同時期からFC東京のサポーターで、全国各地のスタジアムで応援をしています。

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(去年FC東京に所属していたナッタウット選手のラストゲームにて)

所属チームが地域でも強かったこと、そして私自身の運動神経がとんでもなく悪いこともあって小学校の頃からプレーするよりも、「観る」「知る」「学ぶ」方が好きでした。

受験を経て入学した、筑波大学附属駒場中・高ではサッカー部には所属していたものの、東大入学率トップであるが故(?)サッカーでは弱小校、そして自分自身が半月板の怪我を繰り返してしまいました。
そのため、本格的に「サッカーヲタク」になり、戦術本から歴史書、経営サイドの書籍までとにかく本を読み、そしてもちろん週末になるとスタジアムでFC東京の応援をし、帰宅後に海外サッカーを観るという生活でした。

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(FC東京のプレシーズンマッチin香港)

ただ、この頃の自分は「東大入って文科省に入ってスポーツに関わるかー」って漫然と思ってました(笑)。

そんな自分に転機、というか現実が突きつけられます。
「浪人しても東大に受からない!」

はい、要するに超有名進学校の落ちこぼれなんですね。
でもクヨクヨしても仕方がない。だったら考えてもいなかった分野に飛び込んで挑戦してみよう!という考えに至りました。

ということで現在は将来的なスポーツ業界との関わり方、貢献出来る分野や方法を探るため、大学のスタートアップ ビジネスコミュニティに所属しつつ、スポーツ関連の企業でインターンをしています。

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(KBCというビジネスサークルのフットサル)

サークルにも、HIKARiSASにも起業家精神に溢れる、「受験勉強とは違ったベクトルで優秀な人」が数多くおり、自分の視野も広がって楽しいですし、結果的に自分は大学受験に失敗して良かったかな、と今は思っています。

一方で、昔からサッカーの戦術的な側面を好み、国内外のサッカーを見漁っている経験を活かすため母校の中学サッカー部でコーチとして指導の現場に立っています。

さて、ここからやっと本題です。私の感じるサッカー界の課題。
それは寛容さサッカーが「興行」で止まってしまっている現状です。

まず、寛容さについて。
日本サッカー界では様々な対立が生じています。
サポーター同士の喧嘩
(チーム同士のことも、特定のチームを叩くこともあります。)
レフェリー批判、監督批判、フロント批判
(建設的でないものが多いと感じています。)
Jサポ vs 海外サッカーファン
ゴール裏批判
vs戦術クラスタ
vs顔サポ(と不幸にも言われてしまう女性の方々)
などなど

これでは自分のサッカーの楽しみ方を自由に発信することを躊躇ってしまいます。
また、サッカー(Jリーグ)のサポーターは怖いと思われても仕方ありません。
閉鎖的であろうとし続けては、私たちの愛するJリーグの発展はありません。

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(老若男女集うFC東京ゴール裏)

若者が自分なりの楽しみ方で「今、そこにあるサッカー」を愛することができるようにしていきたいと思います。

そして、その延長にあるのが「興行」を脱却し「文化」にすることだと思います。

ファン・サポーターの間に寛容な心が醸成されればサッカーを愛する人の裾野が広がり、誰もが明るくサッカーのことを話題に出来るようになります。

そうして「サッカーって面白いよね」「Jリーグってイケてるよね」となれば、当然サッカー界は発展しますし、長期的に見れば競技レベルも上がるはずです。

さらに、サッカーが社会的に好影響であると認められれば、様々なところに投資が行われ、プロだけでなく、草の根活動の環境整備も進むはずです。

子ども、学生、そして社会人やお年寄りまで、サッカーを好きな人が生涯を通じてサッカーに関わりを持ち、そして楽しめるような社会になれば良いと思っていますし、それを実現したいと思っています。

このような活動の場を与えてくれた代表の稲葉さん、そしてユニークなHIKARiSASのメンバーと共に楽しみながら努力していきたいと思います。

応援よろしくお願いします!