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HIKARiSAS FOOTBALL FREAKS vol.04 | 高尾和希

読了所要時間は5分です。スポーツに関わるかもしれない人へ。ネトフリアマプラ、ウイイレyoutubeに使う時間のうち5分だけ脳みそ貸してください。土下座します。

はじめまして!
早稲田大学スポーツ科学部3年の高尾和希といいます!
HIKARiSAS唯一のサッカー無関係人間でハンドボーラーです。

スポーツしか知らないままに社会に飛び込み見事に挫折した後、マーケティングに興味を持って勉強中の21歳です!

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経歴(読み飛ばしてください)
・テニス、水泳、野球、ハンドボールなど、スポーツ三昧の人生
・ハンドボールは中学から始め、高校3年で埼玉県の国体選手に選ばれる
・張り切って早稲田の部活に入るも4か月で退部。
・退部の10日後には広告運用のインターンとして働く
・1年3か月働いたあと、一般社団法人でコンサルティングプロジェクトの経験や学生向けのビジネススキル講座を開いたり、TENTIALという会社でweb上に記事を公開する仕事をしたりなんやかんやしたあと、TENTIALマスクの事業を取り仕切り、2か月で億の売上を作る。

now→風呂敷のブランド立ち上げや日本ハンドボール協会でのインターンなどをやりつつ、HiKARiSASにジョイン←new

そんな経歴の中で僕が感じたことの1つが
スポーツ界課題多すぎということでした。


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ここからは個人的に感じたスポーツ界の課題について話していこうと思います。読んで欲しいのはここです。

※ここから下はいち大学生としての意見です!
外からいうのは簡単なことですし、分かっていても簡単に実行できない障害が多く存在していることも理解しています。

しかし、学生向けに大学生の僕が感じたスポーツ界の課題感を伝えたいと思ったので書こうと思います。不快になりそうな方はブラウザバックを!

スポーツ界に感じた4つの"不足"

1.人材の不足
めちゃくちゃ人足りてません。量も質も足りてないという話は耳にタコができるほど聞きます。
既存の仕事でいっぱいいっぱいで、新しいことにチャレンジするために考える時間がないという状態です。

質に関しても、データは集めているけど分析する人がいないとか、めちゃめちゃ優秀な人を中途で採用しようにも、給料面などで他の業界に持ってかれてしまっていてどうにもならない…みたいな話を聞くこともあります。

2.お金の不足
ひたすらお金が足りない...。

起死回生の一手を打とうにも確信が持てなことにはお金を出しにくく、優秀な人材を雇おうと思ってもお金が足りず...。
負のスパイラルに陥ってしまっているスポーツが多い印象です。

3.評価制度の不足
これは全体に言えることではないかもしれませんが、一部の業界における組織にはおよそ評価制度と呼べるものが存在していません。

評価制度がないとはどういうことかというと...
これをやった人間が評価される、評価によってインセンティブ(報酬)が大きく変わるというようなことがほとんど決まっていないので、自分の任期が無事に終わればひとまずはそれでいいというような思考になります。

全体的に保守的な動きになるのも仕方ないのかもしれません...

4.競争の不足
正確には競争相手の認識不足かもしれません。
競争相手がいると、お客さんの奪い合いになります。お客さんの奪い合いになれば、淘汰されまいとして自分たちの事業を他より良いものにしようという競争が起こります。

スポーツ業界はしっかりとライバルを見据えて、淘汰されまいと頑張れているでしょうか。
もちろん素晴らしい取り組みをなさっていらっしゃるところも多いですが、認識が甘いように思えてしまうところも多いと思っています。

サッカー業界と野球業界は違うじゃないかと思うかもしれませんが、競争はお客さんの頭の中で起こります。
例えば、家族連れが休日の娯楽の選択肢を考えた時、サッカー観戦と野球観戦は並列に並べられるのではないでしょうか。

もっといえば公園もライバルです。と考えると、手ごわいライバルはものすごく多いのです。危機感を持って、絶えずスポーツ事業の改善に取り組まなければならないはずです。

以上4点の"不足"についてお話してきましたが、

そこで多分皆さんが思うのが
じゃあどうしたらええねん。
だと思います。ということで、無い頭を絞って

どうしたらいいのか考えてみた


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文句だけなら誰でも言えると思うので僕なりに考えてみました。
実現可能性が低いものも多いですが、流し見程度で見てください。笑
なんなら課題とか解決策とか考えている人がいたら一緒に考えてみたいです!むしろ教えてください。切実に。

①小さな成功事例の拡散
ロジャー・バニスターという人物をご存知でしょうか。
講演会とかでよく名前を出される中距離マラソン選手です。
医者や科学者は「挑戦すれば死に至る」と言った、1マイル4分の壁に挑戦し、最初に打ち破った人物として有名なんです。
詳しくはこのリンクをご覧ください。

なにが言いたいかというと、人間はイメージできないことを実現することはめちゃくちゃ苦手ということです。誰かが可能性を信じ抜いて実現に成功すると、イメージが具体的にできるようになるので、後に続いて成功する人間が続出するのです。

スポーツ界の方々は個人でお話すると「変えたいと思っている」という話を熱烈に語ってくださる方も多いのです。変えたい、新しいことをやりたいと思っているが、やり方が分からないので成功するか自信が持てない。お金を出しづらい。という現状なのだと思います。

小さい予算で画期的な取り組みを成功させることで、成功のイメージができるようになるので「お、これなら次回はもっと大きなお金を動かしてみよう」という気持ちになるのではないかと思っています。

②競争相手の出現
同じスポーツ内に大きなリーグが1つしかないと、わざわざリスクを冒して新しいことをやらなくても、一定の新しいお客さんは入ってくるし、既存のお客さんを大切にすればいいやという運営になりがちです。

しかし、先ほど述べたように、自分たちが意識していないところでお客さんに比べられている場合があるのです。ここを意識できるようになることが最善だと思います。

しかし、スポーツを横断した調査などあまり行われないのでそれに気付くことも、ハッキリ数字で示すデータも少ないと思います。

であれば、まずは同じスポーツ内に新しいリーグが出現したりすれば危機感を持って改革が始まるのかなと思ったり...

③具体的な目標から逆算した評価制度の実現
これは評価制度がないところに限った話なのですが、目標の達成のために貢献をした人が評価される制度がなければ人が頑張る理由がなくなります。もちろん並外れた強い意思を持っている人は別ですが、全員がそうではありません。

評価されない努力を続けることはできないのが普通です。少なくとも僕は無理です。笑
組織として、メンバーに対して頑張る理由を作ることは必須であり、評価制度は分かりやすい打ち手の1つかなと思います。

④優秀な人材の育成
スポーツ界には優秀な方がたくさんいらっしゃいますが、もっともっと数を増やす必要があると思います。

しかし高い給料は払えないので、”他の企業に行けばもっと給料をもらえる優秀な人材”を最初から採ることはできません。”アツい想いを持った若者”を優秀に育てるという方向性なのかなと思います。

僕の頭ではこれくらいが限界でした。しかも口で言うのはめちゃくちゃ簡単です。
僕が今まで述べてきたことも、実際に社会の中で働いている方々からすれば「わかってるよ!!」という感じなのでしょう。

だからこそ、自由に動ける時間が余りまくりの僕ら大学生が動く必要があると思っています。

じゃあ、HiKARiSASでは何をするのか

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やりたいのは「①小さな成功事例の拡散と④人材の育成」です。

アツい想いを持った若者に
・小さな資源で作った大きな成功の事例づくり
・スポーツビジネスを経験できる場所の提供

それぞれもうすこし詳しく言うと、
学生でも、小額の予算でも、やってみたらこんなことができました!という事例づくりによって、正直どうしたらいいかわからないからお金や人材などの資源を投入できないという課題解決の一歩目を作る。

スポーツビジネスに関わりたいと思う若者が、早いうちから経験でき、成長できる場所や機会を提供する。

というようなことをやりたいなと思っています。

こんなことをHIKARiSASのメンバーと一緒にやっていきたいと思っています。
応援よろしくお願いします!

現在東京ヴェルディさんとのコラボ企画で、12/20の試合に学生を1000円の特別価格で招待してます!

学生向けにスタジアムツアーなどのイベントも行っているので、興味ある方は団体Twitterの固定ツイートからチケットの購入をお願いします!

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