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高岡銅器と医療とのより良い関係
昨年度の、高岡市の共創チャレンジ事業「ヒカリズム2023」に
ご協力していただいてから、高岡銅器との関係がより深くなりました。
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高岡銅器は、工芸品や調度品として飾ったり、日常のテーブルウエアとして親しまれていますが、「音・リズム・響き」をテーマに高岡銅器が医療・介護の現場や予防医学の領域で活用できる可能性がないかを考え、検証してきました。
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高岡銅器と言っても、真鍮や青銅などの銅や合金以外にもアルミ合金・錫・鉄・金・銀などの素材でも、ものづくりが行われています。高岡には原型、鋳造、仕上げ、着色、彫金と金属加工のあらゆる技術が集まって、複数の製作所や職人が工程を分担してつくっています。
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今、錫製品は人気が高まっていますが、今回、錫作家 近藤美成子さんのご協力をいただき体験することができました。
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ものづくりの町らしい光景。市内に住んでいても初体験という方が多く、また車椅子の方や、半身が不自由な方も制作が体験出来たと大変喜ばれました。
また、おりん、りん、銅鑼から感じる音や体への刺激はそれぞれ違います。
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まずは叩いて、その音や、響き方を感じてみる。厚さや素材、仕上げで響く長さも、音の音域も違います。体が好む音も分かってきました。
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おりんの癒し効果
おりんには、癒しの効果があるとされる“1/fのゆらぎ”があると公表されています。
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1/fのゆらぎとは、波の音や小川のせせらぎの音、木の葉のそよぎ、虫の声など、一般的に人間が“ここち良い音”と感じる音です。この音を聞くと、脳波中のα波が増加し、リラックスすると科学的に確認されています。
高岡銅器との医療とのコラボレーションは有意義です。高岡銅器の関係者の方々のご協力に心から感謝いたします。
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