カムカムヒロイン公開鑑定〜ひなた編〜
こんにちは！
壬萃（じんすい）です。
今期の朝の連続テレビ小説、
「カムカムエヴリバディ」。
残すところあと4日！！
3人のヒロインの公開鑑定をしています。
安子編はこちら
るい編はこちら
さあ、いよいよ！
今日はひなた編です。
三代目ヒロイン「大月ひなた」の命式
Wikipediaより、川栄李奈さん演じる
大月ひなたの生年月日は1965年4月4日。
命式はこちらです。
ひなたの本質
ひなたの本質（左上ピンク色の囲み）は
戊＝山。
山の人は、どっしりして大らか。
細かいことは気にしません。
気立てが良く、社交性があり
組織づくりや人と人との調整力は抜群！
山脈＝人脈と言われるほど
自然と人が集まってくる魅力に溢れています。
仕事が好きで、常に仕事のことを考えています。
納得しなければなかなか動かないが、
動き出すと大胆で変化が早いという特徴があります。
（「山が動いた！」という感じ）
内面、外見ともに
自分を高める努力をすることが開運アクション。
また、夢を大きく描くことも
山の人の魅力を増し、
仲間と共に成功することができます。
細やかで繊細な安子、るいと比べると
確かにひなたは大らかで伸びやか。
時代背景もありますが
両親からの愛情をたっぷり受け取り、
擦れることなくすくすく育っていますよね。
仕事が大好きで、いつも頑張っているところも
山の人っぽーい！！
叶いやすい目標の持ち方は、
エレメントによってそれぞれなのですが
山の人は「大きな夢を持つと良い」
とされています。
ひなたも「大好きな時代劇を救いたい」という
大きな夢を持っていて
そのために日々奮闘していますね！
また、内面・外見ともに
自分を高めることで開運する山の人。
子どもの頃に挫折した英語が
時代劇を救うために役立つと信じて
コツコツ学び自分を高めることで自信をつけ、
より堂々とお仕事するようになりましたよね〜
以下、詳しく年代ごとに見ていきましょう。
ひなたの幼少期〜20代
一番右の年柱は
20代までの自分や、家庭の教育方針、
ご先祖様から受け継いだところが表れます。
ひなた編は、ひなたの小学生時代から始まるため
この年柱の読み解きから始めていきます。
ひなたの年柱には、正官・偏印・建禄があります。
正官を持つ人は
正義感が強く、真面目で、困っている人を
放っておけないところがあります。
まさに、任侠の人。
また、子どもの時から
父の膝の上で毎日楽しみに見ていた
時代劇特有の「善を勧め悪を懲らしめる」
勧善懲悪のストーリーも
侍に憧れている、というひなたの男前の気質に
大きな影響があったと感じます。
ひなたは小学生の頃、
からかわれている子を助けようとして
侍のふるまいで男の子に飛び掛かっていったり
縁日で突然の雨に降られて困っていた小夜子に
自分もびしょ濡れなのに、わざわざ家に戻って
自分の傘を差し出したりしていました。
また、桃太郎が失恋した腹いせに盗んだ
CDプレイヤーを、あかにしに返しに行く時は
「お姉ちゃんも一緒に謝ったる」と言って
一緒に謝罪に行く面倒見の良さも発揮していました。
公式ホームページのひなたの説明にもあるように
弱きを助け、強きを挫く清けさが
ひなたの素敵なところ。
これは正官の在り方だなぁと感じます。
正官の下にある
偏印は、知性の星。
語学が堪能で、海外を意味します。
ひなたは、偶然出会った少年ビリーに恋をして、
英語を学びたいと言い始め、
頑張って早起きしてラジオ講座を聴き始めます。
また、偏印を持つ人は好奇心旺盛で
想像力が豊か。
ユニークなアイディアをどんどん思いつきます。
少し成長してからは
仕事面でも条映の業績不振を回復し
時代劇を盛り上げていくために
お化け屋敷をすることを思い付きます。
外国人のお客様を招き、コミュニケーションをはかるために、自ら英語を習得します。
年柱の十二運勢は建禄。
祖母の安子、母るいも持っている星です。
建禄は王子様の星。
王位を継承し、努力家で、コツコツ、前だけを見て頑張る星。
人から応援される星でもあります。
小学生のひなたは、空き瓶集めを頑張って、
モモケンのサイン会の費用を稼ぎます。
（これは日柱の正財の影響も大いにあります！後ほど解説します。）
しかし、ひなたの場合は
地道にコツコツ取り組むことが苦手。
夏休みの宿題をためまくり最終日に泣きを見たり
ラジオ英語講座も1週間で挫折。
憧れのビリーが、
店に回転焼きを買いに来てくれたのに
全く話ができず、
自分にダメ出しをして落ち込んだことも。
これは、建禄が陰転し、裏星の絶になっていたからではないかと、わたしは読んでいます。
建禄は、努力をして開運・成功する星。
建禄を持っている人が
地道な努力を重ねず、他力本願でいても望む結果は得られません。
さらに、ペアである裏星の絶の良くない部分
「気分でコロコロ変わってしまう」
という要素が出てしまうことがあり、
これが裏星の陰転と呼ばれます。
ひなたは成長するうちに、
そんな自分もあきらめず、
根気よく育てていくようになります。
ひなたの仕事運
真ん中の月柱は、仕事や家庭運を表す柱。
ひなたの月柱の通変星の上段には
劫財があります。
ここは仕事のスタイルを表す場所。
劫財は社交性、向上心、明確な目標、
ライバルがいると成長するという意味があります。
大部屋の俳優さんや大御所の俳優さん、
癖の強い女優さん（安達祐実さん演じる美咲すみれ！よかったですよね〜！！）とも
うまく渡り合いながら
「時代劇を盛り上げていく」ために、
日々奮闘するひなた。
そして、
真ん中のオフィシャルな自分を表すところに
弱気を助け、強気を挫く正官を持っています。
正官は、大義のために
自分を律することが出来る星なので
組織に属する企業人としても
自分の役割を全うし、安定的に働くことができます。
（正官は女性にとっては結婚の星でもあるので
ひなたの結婚がどうなるのか…
その辺りもあと数回で描かれるのか気になるところです。）
そして、その下の十二運星は沐浴。
海外で成功、自由な生活を意味します。
本日放送の回では、関西空港のシーンがあり
英語を使って飛び回るように
仕事をしている姿が描かれていましたね。
月柱は30〜40代を表す柱でもあり、
スケール大きく活躍していく
ひなたの姿がまさに現れていると思います。
ひなたの命式に見る、自信のつけ方とは
一番左の日柱は
50代以降と、プライベートを表しています。
正財は、人脈とお金の星。
正財を持つ人は誠実で真面目な人柄で
一歩一歩信頼を重ねていきます。
蓄財が得意で、若いうちから貯金をしている人が多いです。
ひなたも、幼い頃の瓶集めに始まり、
文四郎と結婚するために
コツコツ定期預金をしていましたね。
そして、英語の勉強をするときに、思い切って使っていました。
正財を持っている人は、
一人一人と誠実に向き合い、
丁寧に関わる傾向にあります。
出会っていく一つ一つの縁が濃厚で、
それぞれが人生を彩る太いパイプになっていく…
そんな感じ。
ひなたも正直で実直だったからこそ、
オーディションの演技で虚無蔵さんに認められ、
条映でアルバイトを始め、
自分の居場所を見つけることができました。
就職後も、与えられた役割を全うし
自分にできることを一生懸命やっていて…
その延長線上で、
モモケンのサイン会で渡した回転焼きと
「侍になりたい」というひなたのまっすぐさが
当時の桃山剣之介に逆に力を与えていたことが
後になってわかったり…
ハリウッド映画の出演を断り続けた虚無蔵を
一生懸命説得し、
思いの丈を英語と日本語でまっすぐ表現し
頑なな虚無蔵の心を動かしたり…
文四郎とは互いを想い合うあまり
傷つけ合ってしまい、一度は別れたけれど
10年ぶりの再会で
出会いも付き合っていた期間も、
いい時間を過ごせたことを確認しあえて…
／
正財の持つ、『真面目で誠実』って、
マジで才能でしかない！
＼
と改めて思わずにはいられない、
見事な正財の使い方だなぁ…と感じました。
日柱・月柱の十二運星である胎も沐浴も、
気持ちが移り変わりやすい飽きっぽい星であり
特に正官と沐浴の組み合わせは
「相反する自分に迷いやすい」
という特徴があるのですが、
岡山のるいの部屋で、
平川唯一さんのメッセージを
「急がず、無理せず、自然に覚えられるだけ、
1日1日新しいこと」
と書き留めてからは、
飽きっぽい自分を投げ出すことなく
コツコツとラジオ講座を聞き、
勉強に励んでいたひなた。
（傍らには母から受け継いだ、
祖父稔の辞書を置いて…ここもじーんとします）
真面目な星と
飽きっぽい星の組み合わせを持つ人は特に、
肩の力を抜き、無理なく、
今の自分が日々できることを
着実に積み重ねていくことが
自信になり、自分を支える基礎の部分になるのだなぁ…と改めて思った次第です。
未来が見えなくても、
『ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝く』
という思いを胸に
今、出会っている人とのご縁を喜び
出来ることを誠実に積み重ねて
たくましく毎日を生きる３人のヒロイン。
その姿に泣いたり笑ったりしながら
わたしたちそれぞれにもルーツや
受け継がれた愛があるから、
今があるんだと実感できる
本当に秀逸なドラマです。
あと数日で終わっちゃうなんて…寂しいなぁ。
カムカムエヴリバディの１人のファンとして
最後までしっかり見届けたいと思います。
というわけで、３人のヒロインの公開鑑定も
今日でおしまい！
最終回まであと数日、
もりもりの伏線回収と結末が楽しみです。
それでは今日はこの辺で。
ではでは〜♪