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徳・慈愛・利他愛・らしさ (そのニ)


婦徳



女性の役割は大事です。
母親というのは全ての 生成発展の中で育んでいく というところに本質的に関わっているのが 
女である という事です。
表に立って 世の中を動かしていくのは 
男性なんです。
安心して男の人が出ていけるように それを操るのは女性なんですけれども
女性の社会進出という言葉がありますが 
働く女性が輝いている
お母さんはそうじゃない
みたいなことを印象つけるようなことがあります。しかし
戦前までは お母さんが家の中で権威をもっていて表向きはそう見えなくても その価値観があったから 家の中がうまくいっていて
国家が団結することにもなっていたんです。
今その 家社会 を壊せば日本はグラグラするんだろうと 戦勝国の思うツボです。良く研究してくださいました。
女性が こうなるのが美しいよ とか
子どもを産めなくなって然るべきみたいな 
ダイエット法。
社会進出によっての ストレスによる女性器にくる病気。少子高齢化。 
3歳までの感性が 出来上がる教育の大切な時期に 人様に 子どもをあずけるなど。
母親の権威が落ちてしまいました。

子育ては 本当は尊い国つくり。未来の国つくりのお仕事の時なのです。
しかし
うまく仕掛けられた罠に ウマウマと引っかかってしまったのです。
環境や経済的にできない という状況 意見もあります。
少し厳しいかもしれませんが 
「できるか できないか」の違いは
「やるか やらないか」でしかないんです。
少しずつでも 今の自分に何ができるか が大切なのです。

武士道の八徳 仁・義・礼・智・信・忠・考・悌
女性の四徳  婦徳(柔順・優しさ)
       婦言(気品ある言葉使い)
       婦功(家事・家政)
       婦容(美しさ)というのがあります。
良い妻で賢いお母さん。旦那さんからも大事にされます。しかし 
我慢することばかりじゃあないか という主張もありますが
我慢する という事だけではなく 
自分を磨いていくと
結果的に 事がうまくいって 
女性そのものが幸せになりやすくなるんです。
男性と女性は 陽陰。
違う性質・役目がありますので それを
十字にガッチリ組むと すごい力 が生まれるのです。
足りない部分を補って 世の中の発展に役立てていこう。
女性がお仕事をされるのは それはそれで良いのです。ただし
男性と肩を並べて 張り合う必要はないという事です。お互いに認め合って 協力しあうことで 
男女の役割を果たしていく。
男らしさ・女らしさ 「らしさ」という事です。
男尊女卑と思われている方も多いのですが ちゃんと学べばわかってきます。
悌 とは 弱い者に対して 思いやりを持ちなさいという事です。
力で男性に女性は到底勝てないのだから 
自分よりも 弱い立場に強く出る というのは
サムライの風上どころか 男として 失格 と言ってもいいぐらいかもしれませんね。
そういうことを 武士道は教えているんです。
男徳 というものはありません。 
神様は女性に 
男性では真似のできない 徳 を与えてくださっています。
個人主義が導入された戦後ですが 
個人主義とは 公より私 を重んじる思想と考えてよいと思います。
しかし 日本というのは昔から 公の精神 でやってきているんですね。
自分の幸せ というものが他者の喜びの上に成り立っているのだと。
そういうことを
一番知っている民族が 日本人だと言ったのが

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン:ギリシャ出身・小説家)なんです。
個人主義を取り入れて 
私が私が と言い始めたら 訴訟社会になると 
明治末期に予言していいるんです。

今の 選択的夫婦別姓 にしても
内閣府の世論調査の段階で
導入を容認 という人が 42・5%。
これ5年 10年経った時に 6割 7割になった時どうするんですか?
踏みとどませるって よほどのエネルギーが必要です。
お父さん お母さんの姓が違うって
じゃあ どっちの人間なんだ と判らなくなりますよ。
男に生まれた 女に生まれた 
男と女の差があるのは おかしい!
男女同権!
運動会で 勝った 負けた って
負けた子の親が ウチの子を辱めたって裁判するような って
ポツダム宣言を受諾してから 
日本社会は 自由 平等 という方向に進んでいくんです。
法律も 差別がないように といって 簡単に法改正がされるようになってしまうんです。
頑張ったから成果が出る。
努力しないで ポケ~っとしてても 平等だからって
これが不平等でしょうよ。
なんで 結婚したら嫁は 旦那の姓に変わらなきゃいけないのよ。男と女の差別だって 言うんですけども

自由 自由 と言いますが
自由は 他人の権利を侵害しない範囲で許されるんです。
戦後は 自由 って言ったら何でも通るみたいに言いますけど 自由は 何でも自由にやっていい なんて ないんです。
家族制度を守る 法的な安全性 
日本人の 伝統的な家族制度があるわけで
社会の一員の前に 
家族の一員なんです。
という事は 不自由なんですが そんなものなんです。
名前を自由に 名乗れるようになると
オレ今日から ゴンザレスね とか
昨日と 今日と 違う名前を使って 犯罪天国になります。
免許証も 毎日違う名前なんて
社会は大混乱になりますよ。
もし夫婦別姓を認めたら 事実婚が増えて
先祖も何も わからなくなります。
外国では 
お父さんの実家 お母さんの実家 両方に属する という考え方で
家 という概念が無いんですが しかし
お父さん お母さん 2人から
おじいさん おばあさん 4人になって
先祖は 倍倍に増えていくわけです。

全部に属する 自分。
言いかえれば
先祖のお蔭で 今の自分がいる という事です。
個人主義 って言っても
個 は 全 に 全体につながるんです。
日本民族 伝統 文化が 家族法をつくるのであって
よほど 慎重にならなければいけない。
日本の家族制度を無くす という
伝統?はぁ? 俺たち自由だし 変えれば楽だし 自由だし
ポリティカルコレクトネス という話ではなく
人間は 伝統を守っていれば 
道を踏み外す事はまず無い という事です。
母から娘。何代も繋いできたもの。
脈々と日本の中に流れてきたものが 
パチっと絶たれて 消滅しかかっているところがあります。
どうしたら 日本の女性たちが目覚めていくかというところです。
皆さん 種 は持っています。芽が出ますように。
光輝く花が咲きますように。

男性も 「らしさ」を大切に育てていけますように。
公の気持ちが とことんまで落とされている今 
自分の事しか考えられなくなると 幸せになっていないんですよ。
自分の事しかないから。
色々なものの根幹に 
公(おおやけ)のものの見方 考え方が 欠けていいることがあるかもしれません。
幸せ というものを考えていった時に
自分以外の 何か大切なものを見つけること。
そして 
その大切なものが見つかったら
それを守ろうとか そのためになろう とすると 人は動くんです。
その時に初めて 本物の幸せが降りてくるようになると思います。

慈愛なる 微笑み 復活させ 人を温かく包み込んで 笑顔をもって 
家庭を 学校を 社会を明るく照らしていきたいものです。
引用・参考文献 神谷宗幣さん  / 石川真理子さん CGS / 竹田恒泰さん  他

子ども絵画教室G-Child 濱谷園枝
http://masunao-kodomo.info

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