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RICOH GX200とGRⅡ


RICOH GX200にて撮影

初めて「カメラらしいカメラ」を手にしたのは、RICOHのGX200というカメラでした。
ズームが利くGRみたいな位置づけのカメラ。
写真は2009年にGX200で撮影した房総半島南端、野島崎灯台です。
いろんなところに連れ出して、いろんな写真を撮りました。それまでカメラと言えば浜崎あゆみがCMしていた頃のLUMIXくらいしか使ったことなく…ド素人以下だった自分にとって、GR Digitalはズームがきかないということで選択肢から除外となりました。
余談ですが…今となっては「LUMIX」ブランドは当時からは考えられないようなブランドに成長し、驚異的な性能のカメラをリリースしています…が、個人的なイメージはあの頃のままだから、かなり不思議な感じがしています。

GX200のAFは牧歌的と言っていいほどゆっくりで、さまざまな点でまったりなカメラでした。最強のスナップシューターと言われるGRと比べると、かなりおっとりな感じ。これはこれで好きでしたね。

GRⅡとGX200

実はこのGX200、今も手元にあります。GRⅡと並べてみると共通点が多く、操作系が大きく変わっていないことはその完成度を物語っているように感じてうれしくなってしまいます。実際、操作はしやすく写りもいいです。
昔、NHKの番組でスガシカオがこのカメラを使っているという話をしていて、「これで撮るとプロっぽく撮れる」と言っていたことを覚えています。

GRⅡは2017年の夏に購入したもの。
生後数か月の子供を撮るため、いつも携帯でき、かつしっかり撮れる「カメラらしいカメラ」を探したらこれ一択でした。 歴代GRデジタルもそうなのかもしれないですが…、カメラの画像処理が無理やりノイズを消さないというか、敢えて残しているような絵作りが本当に好きで、エフェクトも楽しみつつ、ずっと使い続けたい一台となっています。


と、2017年当時の自分は書いていますが!2025年の私からすれば、その後すぐにあれも買いこれも買いあれは売り…結局GRは手放して似たポジションのRX100M7を買って手放してと節操もないことになるとはこの頃は知る由もない…(笑)

色んなカメラを買って分かったことは、結局買うまで納得できんと言うこと。買って使ってみてやっと分かる。一度「これいいかも」って思ってしまったら最後、もはや恋煩いです。成就(有料)するまで止まりません。そういうもんです。人生は短いです。買えるパワー(財布)があるなら買いましょう。

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