デキる男ほど、家事をやる。らしいです
片付けサポートのお仕事を始めました、Hikarisanpoです。
お片付け・掃除・家事に関する本は、電子書籍では無く、手元に置くようにしています。本として持っていると、頑張ってるな、私。という自分への励ましにもなります。
今回は長らく書いていなかった【読書感想文】。少し前にnoteで紹介されていた、「家事」に関するこちらの本を紹介します。
「家事こそ、最強のビジネストレーニングである」/堀 宏史 著
帯のキャッチコピーがまたイイ!
「なぜビル・ゲイツもジェフ・べゾスも毎日皿洗いをするのか?
デキる男ほど、家事をやる。家事野郎デビューに最適!」
家事によってビジネススキルが身につき、ビジネスセンスを鍛える、ですと。
掃除や洗濯、ゴミ出しをイヤイヤ手伝う程度だった著者は、面倒なことは何もしたくないというのが正直な気持ちで、家事をやったとしても、その場しのぎで作業をしていたので、何をやっても迷惑がられていたそうです。
家事のストレスから抜け出すべく、問題点を考えてみたところ。
「ゴールイメージがなかった」「スケジューリングや段取りができていなかった」「リソース配分が良くなかった」「作業効率が悪かった」といった点に気づき、「家事とビジネスは同じだ!」と気づいたとのこと。
↑ここに書かれていることは私が持っているお片づけの資格のライフオーガナイズ(暮らしの最適化)でもしっかり学んだ共通点があります。
<ライフオーガナイズでは、プラス、自分の脳のクセを知り、自分の心地良さを追求する=価値観を明確にするというものを第一にしています。>
家の中を整えるという家事全般において、ここを押さえれば男性でも女性でも、快適に暮らしやすくなるのです。
私がこの本に共感したポイントが
「家事をビジネスとしてとらえる」というコンセプト。
イヤイヤやっていた家事と向き合い、家事をビジネスとしてとらえ直すことでどんな効果があるのかが書かれています。
「家事はやらされるものではなく、積極的にやることで、自らの仕事力を磨いている。このとてつもないメリットを享受して、人生をより良いものにするきっかけになれば」の思いで著者は書かれています。
ここ、私がライフオーガナイザー®︎としてお伝えしたいところでもあります。
「やらされる」ととるか、「積極的にやろう」ととるかで、人生の豊かさが変わってくると思うのです。
本書では
・ビジネス家事、通称『ビジ家事』がもたらす
11のメリット
・家事であなたの「仕事力」が向上する
・家事がやりたくなる「ビジ家事」理論
について書かれています。
どんな「仕事力」が向上するのかというと
・ビジョニング力
・分析力
・スケジューリング力
・段取り力
・マルチタスク力
・調整力
・習慣力
家事をビジネスとしてとらえることで、家族間の諍いも減るに違いない!
家事も出来て、仕事も出来て、良いこと尽くし。
リモートワークで家にいる時間が長くなった方にはこの本、特におすすめです。
家事って真剣にやると、運動にもなりますから。
無になって集中すること、家事が終わってスッキリすることで、リラックス効果も得られますから。
苦手意識から自分へのダメ出しから、達成感を感じることで自己評価に繋がることになりますから。