THE BOYFRIENDを見て恋愛リアリティ番組への気持ちが変わった話
私は普段、恋愛リアリティ番組は
バチェラーorバチェロレッテのみと決めている。
理由は、複数の男女が存在すると必ず
誰からの矢印も向かない人が出てくるからだ。
みんながみんな、誰かの好きな人にはなれない。
私はその『誰かの好きな人に該当しない人』と自分を重ねて悲しくなってしまう。
幾度も友人たちに話題の恋愛リアリティ番組を薦められても、悲しい気持ちが大きくなってしまい楽しめなくなってしまっていた。
ただ『誰かの好きな人に該当しないこと』が
不幸なことなのか?というと
別問題ではあると思うが、単純に私が学生時代モテなさすぎて悲しい、つらいと思った記憶が強いからである。
なので、恋愛リアリティ番組は矢印の方向が1人と決まっているバチェラー、バチェロレッテのみと決めていた。
だが、Netflixオリジナルの「THEBOY FRIEND」をみんなが大絶賛しているのをSNSで目にして
どうしても気になって1話を見てみることにした。
そのまま一気見して、最終話では涙さえ流した。
まず、ダイとシュンの2人をみていて
自分の過去の人間関係を振り返った。
シュンの言動を見て私がダイなら、いい感じだったけどもしかしてこの人はもう自分のことを好きじゃないかも、と感じた瞬間に、好きでいることを諦めてしまうし、何ならシュンに対して冷たい言葉さえ吐いてしまっていたかもしれない。(ひどい女である)
ダイはシュンについてとにかく考え、
言動1つに置いても妄想を広げて悲しみすぎることもなく、しっかりと起きた真実だけを捉え、シュンと向き合っていた。
Tシャツの件で喧嘩した時、仲裁に入ろうとしたイクオに怒ったダイをみて、ダイはシュンしか見えていない、そのくらいの気持ちでないと向き合えないだろうという覚悟さえ感じた。
そしてダイシュンが喧嘩した時のテホンさんを見て思ったことは、
アドバイスをする相手の年齢が大きく下だと、どうしても人生の先輩みたいなことを言いたくなって、自分の経験談や押し付けた意見になってしまうことが多いと思うが、
シュンに対して一体どうすればいいのかを導き、考えさせてあげれる優しさに感動した。
ゲンセイさんの声からは癒しの音波が出ている。喋ってるだけで癒し。ありがとうございます。
THEBOYFRIENDを見終わってもうしばらく経つが、もう2回目に突入している。
恋愛の矢印が向かない人がいるのを自分と重ねてしまって悲しくなってしまう私だったが、THEBOYFRIENDをみて、恋愛の矢印が向かないことは悲しいことではないのかもと感じることができた。
またこんな気持ちになれたらいいと思う。