癒す手・癒さない手
トリートメント中は、「あなたが大切」と思って触れています。
じつは30分メニューも大好きな たまいです。
さて、昨日の続きです。
私の手はどうやら、人を癒すことができないのでは?と気づいたのは、入院中の祖母を見舞った時だった。
祖母が痛み止めが効かずに苦しんでいる時、母がそっと手を当てると、魔法のように痛みが消えた。その光景は私が幼いころから繰り返し体験してきたもので、子ども心に「これが“手当”か」と思ったものだ。
その日、学校帰りに祖母の入院先を訪れると、祖母が一人苦しんでいた。私も”手当”を、と思い、そっと祖母に触れた。
痛みが和らいだ…りはしなかった。
それどころか、祖母は苦痛に顔をゆがめ、痛いから手をどけてほしいと私に伝えた。
まさか、と思ったが、それは繰り返される。
「私が」患部に触ると痛みは増す。
何故なのか、理由はわからないが、私の手は人の痛みを増幅してしまうようだ。
こんなところで終わっていいのだろうか!?仕事減るかも??
でも 明日に続く。