変化は自らが生み出すもの
何かを変えたかったらまずは自分から。これは何においても共通しています。
こういう話が出ると「Aさんだからできるんだよ」という言い訳が聞こえてきそうですが、Aさんだからというのは間違ってます。
目的達成のために自らが行動するか否かですから、これは本人の意思次第です。
もちろんAさんのように行動して結果を出すことが前提ですが、やろう!と決心して実際に行動をするかどうかです。
行動の過程において周囲の理解を得られるような働きかけも必要ですし、そこに理解を示す上司や周囲のメンバーがいるかどうか、運や巡り合わせが大切なこともあるでしょう。
しかし、これもAさんだからということではありません。あくまでも自分のことですから自分で考えて行動し、その結果を受け止めることです。
組織として結果を出そうが認められないと言われることもあるでしょうが、その場合はその組織に拘る必要はありません。別の組織に身を転じればよいでしょう。
それくらいの気持ちを持って行動できるようになれば、意外とやることはやれるものです。変化は自分にも訪れるということです。
目的を決めたら結果を出すということというのも重要です。
結果は必ずしもすぐに出るとは限りませんが、そこは自らが人柱となり変化させるという覚悟を持って向き合って続けていれば、相応の結果はついてきますし、結果を出せば半分の組織は追認します。
そもそもお前のやることは気に食わないからダメだというような組織なら早々に身を転じた方が良いでしょう。結果を出せるなら自分でやっても良いでしょうし、この頃には選択肢も広がっているでしょう。
様々な記事で具体的なやり方も書いてありますのでまずは真似てみるのもよいでしょう。但し単に真似するだけで結果が出るほど甘くはありません。
自分とはこれが違うなと思うことがあればそこは柔軟に変えても良いものです。楽をするために変えるとうまくいきません。
何が必要なことか?自分とは何が違うのか?目的達成のためにその要素は変えても良いことか?ということを外さなければ、自分流に変えていった方が良いでしょう。
そうやって自分のこととして考え、行動することが、変化を生み出すために一番大切なことなのですから。
変化は自らが生み出すものです。
著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー) ●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援 ●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート ●連絡先:harada@hikariba.com