ディスカッションタイム
常識の檻の中にいると、仕事は勤務時間内にやると考えがちですが、実は時間という枠を超えたところに機会が転がっています。
早朝から午前のディスカッションと夜のディスカッションの違いと日中の不毛なディスカッションについて少し考えてみましょう。
まずは誰もが思っているであろう日中の会議という名の不毛な時間について。
午後の時間帯は脳もまったり、ランチ後などは最高の寛ぎタイムですが、この時間は散歩したり雑談しながら過ごしたり、軽く昼寝するくらいが良い時間です。近くにサウナや温泉があるならそこに行って少し昼寝をすると夕方から夜にかけて気持ちよく仕事が捗るようにもなるので良いかもしれません。
早朝から午前はゴールデンタイムです。比較的ポジティブな話が多くなります。重要な決断をするのも良い時間帯と思っています。決めたことを即実行に移せるというのも良いですね。
ただし、朝が弱い人も人の特性上いますから、メンツを揃えようという時は厳しいチームもあります。そういう人も必要なので召集をかける人は悩みどころでしょう。こういう人がいるときは、全員揃えることを前提にすることなく揃ったメンツで話をしてしまうのは良いと思います。
夜は思わぬ展開に繋がる話が多くなります。そういう意味では夜はプラチナタイムでしょうか。
但し、ネガティブで攻撃的な状態にもなりやすく、トラブルやそこから始まった問題が泥沼になるケースもあり、大概が夜のやりとりが始まりです。
人としては酒に酔ってというのは論外ですが、脳の疲労の影響もあるのでしょう。刺々しくなったり、言わなくても良いことを言ってしまうのは夜が多いです。私は下戸で24時間言わなくても良いこと言ってしまうタイプなので、夜だからということはありません。常にでしょうか。笑
話が逸れましたが、夜の問題発言や行動は、一晩寝かして朝になっても変わらなければという選択肢は頭の片隅に置いておくと良いかもしれません。それでトラブルが回避できるなら、トラブル後の不毛な時間を過ごすよりも精神衛生上、何倍も良いです。
昼間に話をして決めたことは、意外と可もなく不可もなく、なんか普通で面白くないよねということがあったり、何か抜けてないか?という精彩を欠くようなことが多いのが特徴でしょうか。普通が悪いわけではないのですが、日中は自分一人で作業できることを粛々とやるか、雑談をしている方が良いのではないでしょうか。
一方、風呂に入っている時や布団に入った時、目覚めた時、日中でも散歩している時は閃きタイムです。
そんなこんなで、クリエィブなことを話したいとか、不毛なディスカッションは避けたいならば、早朝か夜がおすすめですというお話でした。
それではまた!
著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー) ●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援 ●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート ●連絡先:harada@hikariba.com