信頼関係のあるところに成果あり
大谷翔平選手と専属通訳の水原一平さんの信頼関係がニュースになっていました。このニュースを見て、本田技研工業創業者の本田宗一郎氏と営業と財務を一手に担った藤沢武夫氏の関係にも似ているように感じました。
あなたの会社の経営陣、幹部はどのような関係でしょうか。その関係性を見ていると組織の未来も見えてきます。
少なくとも罵り合ったり、足を引っ張り合ったり、陰口を言い合っているような組織に未来はありません。1×1×1=1どころか、0.9×0.8×0.7=0.504みたいな関係で厳しいビジネスの世界、生き残れるわけがありません。そんな会社にいるならば、即転職活動を始めましょう。
信頼関係は1.1×1.2×1.5=1.98みたいなイメージで本来の能力以上の能力を発揮し、更には相乗効果も生まれます。お互いに相手にも敬意を払いますから人徳も高まります。良いこと尽くしです。
信頼関係があるから揉め事が起こらないという訳ではありません。寧ろ、お互いに信頼しているからこそハッキリと言い合うので、第三者には揉め事に見える厳しい議論は起こります。本気ですからね。
信頼関係のあるところに成果あり。
著者:原田光久(ひかりば 代表 / コミュニケーション・プランナー) ●社会問題解決アドバイザー、新規事業開発・地域創生・経営支援 ●行政・教育機関・民間企業で研修・講演・IT推進をサポート ●連絡先:harada@hikariba.com