あなたに見える世界とは
あなたに見える世界とは
あなたの思考・信念で塗り固められた絵画のようなものだ。
絵の具はガッチリ固まっていて、色を変えることも違う作風にすることもできないように見える。
『この絵はダメだ!違う絵にしたいのに…』
と、あなたはずっとその絵を見つめてばかりいる。
その「見つめている絵」とは、
記憶であり、長年積み重ねて強固にしてきた思い込みである。
ずっと眺めていたって、その絵は変わらないし変えられない。
なのに捨てられない、捨てられることを知らない。
本当はキャンバスは無限大で
絵の具も全種類持っているというのに、どういうわけか今見ている絵にこだわっているのだ。
今ある絵より上手く描けるか分からないし、また最初からなんてめんどくさい…
どうなるか分からないことなんて、怖くてできない。
『変わりたい』 と言いながら、
所詮、みんな予定調和が好きなのさ。
水戸黄門やドラえもんの人気が低迷しないことからも分かるだろう?
分からない・知らないことを経験するより、過去の記憶から憶測される決まりきったことの方が安心するんだ。
でも、もし
もっと上手くいくことが決まっているとしたら、あなたは今見ている絵を捨てて、新しいキャンバスを前に筆を握るだろうか?
この
『必ずあなたにとって望ましい体験をすることが決まっている』
ということを知ることが
「全てある」ということであり、「チケット7章」であると、現時点での私は理解しています。
なぜ、上手くいかないと思い込んでいたのだろう…?
それは記憶(エゴ)によって創り出されたでっち上げ、嘘っぱちだったのだと、認識変更によって理解が進んだからなのです。